日商簿記3級 練習問題 72:仕訳:預金利息と税金
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株式会社である当店の普通預金口座に、預金利息10,000円が振り込まれた。ただし、利息の受け取り時に源泉所得税等1,500円が差し引かれており、実際の入金額は8,500円であった。この取引の仕訳として、正しいものはどれか。
- 借方に普通預金8,500円と仮払法人税等1,500円、貸方に受取利息10,000円を計上する。
- 借方に普通預金8,500円と租税公課1,500円、貸方に受取利息10,000円を計上する。
- 借方に普通預金8,500円と法定福利費1,500円、貸方に受取利息10,000円を計上する。
- 借方に普通預金8,500円と引出金1,500円、貸方に受取利息10,000円を計上する。
- 借方に普通預金8,500円と仮払金1,500円、貸方に受取利息10,000円を計上する。
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正解:借方に普通預金8,500円と仮払法人税等1,500円、貸方に受取利息10,000円を計上する。
預金利息を受け取る際、源泉徴収された所得税等は「仮払法人税等」として処理するため、「借方に普通預金8,500円と仮払法人税等1,500円」を計上する仕訳が正解です。
【正解の理由】
利息の総額10,000円を「受取利息」として貸方に計上し、差し引かれた源泉徴収税額1,500円は法人が税金を前払いしたものとして「仮払法人税等」という資産勘定で処理します。残額の8,500円が普通預金の増加となります。
【不正解の理由】
• 『借方に租税公課1,500円』を含む説明は誤り。法人の所得税は費用(租税公課)ではなく、最終的な法人税等から控除される前払税金として処理する
• 『借方に法定福利費1,500円』を含む説明は誤り。法定福利費は社会保険料などを処理する勘定であり、税金の処理には用いない
• 『借方に引出金1,500円』を含む説明は誤り。引出金は個人事業主が店のお金を私用に充てた場合に使う勘定である
• 『借方に仮払金1,500円』を含む説明は誤り。用途が未定の支出ではないため、専用の仮払法人税等勘定を用いるべきである