vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 17:オブジェクトレベルのWitnessコンポーネントとクォーラム
vSANにおけるオブジェクトの「Witnessコンポーネント」について、正しい説明はどれか。
- Witnessコンポーネントはデータを保持せず、メタデータのみでクォーラム維持に使用される
- Witnessコンポーネントは常にストレッチクラスタでのみ生成され、標準クラスタでは生成されない
- Witnessコンポーネントは実データのミラーコピーを保持し、障害発生時に読み取り可能である
- Witnessコンポーネントはキャッシュ層にのみ配置され、キャパシティ層には配置されない
- Witnessコンポーネントの数はFTTの値に関係なく常に1個で固定される
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正解:Witnessコンポーネントはデータを保持せず、メタデータのみでクォーラム維持に使用される
vSANのオブジェクトを構成するコンポーネントの一種であるWitnessコンポーネントは、実データを持たずメタデータのみを保持し、データコンポーネントの過半数判定(クォーラム)を成立させる役割を担います。
【正解の理由】
ミラーリング構成などでコンポーネントが偶数個になりクォーラムが判定できない場合、Witnessコンポーネントが追加されることで過半数判定が可能になります。実データは保持しません。
【不正解の理由】
• 「常にストレッチクラスタでのみ生成され、標準クラスタでは生成されない」:Witnessコンポーネントはストレッチクラスタのウィットネスホストとは別の概念で、標準クラスタ内のオブジェクトでもクォーラム調整のために生成されることがある
• 「実データのミラーコピーを保持し、障害発生時に読み取り可能である」:Witnessコンポーネントはメタデータのみを保持し実データは持たないため、障害時のデータ読み取りには使用できない
• 「キャッシュ層にのみ配置され、キャパシティ層には配置されない」:Witnessコンポーネントはキャパシティ層に配置される小さなメタデータ領域である
• 「Witnessコンポーネントの数はFTTの値に関係なく常に1個で固定される」:Witnessコンポーネントの数はオブジェクトのコンポーネント構成やFTTの値によって変動する