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vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 16:vSANのキャッシュ層とハイブリッド/オールフラッシュ構成の違い

vSANのキャッシュ層(Cache Tier)の役割について、正しい説明はどれか。

  1. ハイブリッド構成ではキャッシュ層はすべて読み取りキャッシュとして使用され、書き込みバッファとしては使用されない
  2. オールフラッシュ構成ではキャッシュ層は主に書き込みバッファとして使用され、読み取りキャッシュの役割は限定的である
  3. キャッシュ層に使用するデバイスは、キャパシティ層と同じ種類のディスクでなければならない
  4. キャッシュ層はディスクグループ内に複数個配置することが推奨される
  5. キャッシュ層の容量はvSANデータストアの総容量に加算され、VMデータの格納先として使用される
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正解:オールフラッシュ構成ではキャッシュ層は主に書き込みバッファとして使用され、読み取りキャッシュの役割は限定的である

vSANのオールフラッシュ構成では、キャパシティ層自体が高速なフラッシュデバイスであるため読み取り性能が十分であり、キャッシュ層は主に書き込みバッファ(=書き込みデータを一時的に保持し性能を高めるための領域という意味)として機能します。

【正解の理由】
オールフラッシュ構成ではキャッシュデバイスは書き込みキャッシュ専用として動作し、読み取りはキャパシティ層から直接行われても十分な性能が得られるため、読み取りキャッシュとしての役割は限定的です。

【不正解の理由】
• 「ハイブリッド構成ではキャッシュ層はすべて読み取りキャッシュとして使用され、書き込みバッファとしては使用されない」:ハイブリッド構成ではキャッシュ層は読み取りキャッシュと書き込みバッファの両方に使用される(一般的に70%が読み取りキャッシュ、30%が書き込みバッファ)
• 「キャッシュ層に使用するデバイスは、キャパシティ層と同じ種類のディスクでなければならない」:キャッシュ層には高速なSSDが使用され、ハイブリッド構成ではキャパシティ層に磁気ディスク(HDD)を使用できるなど、種類が異なることが一般的
• 「キャッシュ層はディスクグループ内に複数個配置することが推奨される」:1つのディスクグループには1個のキャッシュデバイスのみを構成する仕様になっている
• 「キャッシュ層の容量はvSANデータストアの総容量に加算され、VMデータの格納先として使用される」:キャッシュ層の容量はデータストアの実効容量には含まれず、VMデータの永続的な格納先はキャパシティ層である

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