vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 62:ストレージポリシー設定
vSANのストレージポリシーにおける「ストライプ幅(Number of disk stripes per object)」の設定について、正しいものはどれか。
- ストライプ幅を増やすと、オブジェクトがより多くの容量デバイスに分割され、パフォーマンスが向上する場合がある。
- ストライプ幅を増やすと、オブジェクトのレプリカ数が自動的に増加するため、可用性が飛躍的に向上する場合がある。
- ストライプ幅の最大値は、クラスタ内のホスト数に厳密に一致しなければならず、動的に変更することは一切できない。
- ストライプ幅を設定するためには、vSANがオールフラッシュ構成であり、かつ重複排除が有効化されている必要がある。
- ストライプ幅の設定は、ディスクグループ内のキャッシュ層の数にのみ影響し、容量層デバイスの配置には影響しない。
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正解:ストライプ幅を増やすと、オブジェクトがより多くの容量デバイスに分割され、パフォーマンスが向上する場合がある。
vSANのストレージポリシーにおける「ストライプ幅(Number of disk stripes per object)」は、データを複数の容量デバイスに分割して配置する設定であり、パフォーマンスが向上する場合があります。
【正解の理由】
ストライプ幅(Stripe Width)の値を増やすと、オブジェクトが複数の容量デバイスに分散されて配置されます。これにより、複数のデバイスに対して並列でI/O処理が行われるため、特定のワークロードにおいてパフォーマンスが向上する可能性があります。
【不正解の理由】
• 「レプリカ数が自動的に増加するため、可用性が飛躍的に向上する」という説明は誤り。ストライプ幅はパフォーマンスのための分割であり、データの冗長性(可用性)を高めるFTT(許容する障害数)とは無関係です。
• 「最大値はクラスタ内のホスト数に厳密に一致しなければならず」という説明は誤り。ストライプ幅はホスト数ではなくディスク(容量デバイス)の数に依存します。また動的変更も可能です。
• 「オールフラッシュ構成であり、かつ重複排除が有効化されている必要がある」という説明は誤り。ストライプ幅はハイブリッド構成や重複排除が無効な環境でも設定可能です。
• 「キャッシュ層の数にのみ影響し、容量層デバイスの配置には影響しない」という説明は誤り。ストライピングはまさに容量層のデバイス間でデータを分割配置する仕組みです。