vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 63:クラスタの容量管理
vSANにおける「プロアクティブリバランス(Proactive Rebalance)」の役割について、正しいものはどれか。
- クラスタ内の各ホストやディスク間で容量の使用率に偏りが生じた際に、データを再配置して均等化する機能である。
- ホストに障害が発生した直後に、失われたコンポーネントを即座に復元し、データロストを未然に防ぐための機能である。
- 仮想マシンのCPUおよびメモリの使用量に応じて、動的に別のホストへ仮想マシンをライブマイグレーションする機能である。
- ディスクグループのキャッシュ層のヒット率を常に監視し、頻繁にアクセスされるデータをキャッシュに固定する機能である。
- vSANと外部ストレージの間で定期的にデータを同期し、サイト全体の障害に備えるためのディザスタリカバリ機能である。
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正解:クラスタ内の各ホストやディスク間で容量の使用率に偏りが生じた際に、データを再配置して均等化する機能である。
vSANの「プロアクティブリバランス(Proactive Rebalance)」は、クラスタ内のディスク間の容量使用率の不均衡を検知し、データを移動させて均等化する機能です。
【正解の理由】
仮想マシンの作成や削除を繰り返すうちに、特定のホストやディスクドライブにデータが偏る(不均衡になる)ことがあります。プロアクティブリバランスは、この偏りを検知してデータを空き容量のあるディスクへバックグラウンドで移動し、クラスタ全体の容量使用率を平準化します。
【不正解の理由】
• 「失われたコンポーネントを即座に復元し、データロストを未然に防ぐ」という説明は誤り。これはリバランスではなく、障害時のリビルド(再同期)の動作です。
• 「CPUおよびメモリの使用量に応じて、動的に別のホストへ仮想マシンをライブマイグレーションする」という説明は誤り。これはvSphere DRS(Distributed Resource Scheduler)の機能です。
• 「頻繁にアクセスされるデータをキャッシュに固定する機能」という説明は誤り。vSANのキャッシュは動的に管理され、手動で特定のデータを固定(ピン留め)する機能ではありません。
• 「外部ストレージの間で定期的にデータを同期し、サイト全体の障害に備える」という説明は誤り。これはvSphere Replicationやストレッチクラスタの役割であり、リバランスの機能ではありません。