vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 41:vMotionと共有ストレージ
vSAN環境における仮想マシンのホスト間移動(vMotion)について、正しいものはどれか。
- ホスト間で仮想マシンを移動させる際は、必ずデータも同時に移動させるStorage vMotionが必要になる。
- vSANデータストアはクラスタ内で共有されるため、ホスト間vMotion時にStorage vMotionは不要である。
- 仮想マシンの稼働ホストを変更するためには、vSANクラスタ全体のメンテナンスモードを有効化しなければならない。
- vMotionを実行するとデータの一貫性が失われるため、移動前に仮想マシンの完全なバックアップを取得する必要がある。
- 異なるホストへ仮想マシンを移動させた場合、ストレージポリシーの再適用を手動で実行するまでデータへアクセスできない。
正解と解説を見る
正解:vSANデータストアはクラスタ内で共有されるため、ホスト間vMotion時にStorage vMotionは不要である。
正解は、vSANデータストアはクラスタ内で共有されるため、ホスト間vMotion時にStorage vMotionは不要であるという説明です。
【正解の理由】
vSANはクラスタ内のすべてのホストに対して単一の共有データストアを提供します。そのため、仮想マシンの実行ホストを移動する(vMotion)際、データはすでに共有領域にあるため、ストレージ間のデータ移動(Storage vMotion)を伴う必要はありません。
【不正解の理由】
• 「必ずデータも同時に移動させるStorage vMotionが必要になる」という説明は誤り(データは共有データストア上にあるため不要)
• 「vSANクラスタ全体のメンテナンスモードを有効化しなければならない」という説明は誤り(稼働状態のままシームレスに移動できる)
• 「移動前に仮想マシンの完全なバックアップを取得する必要がある」という説明は誤り(vMotionは無停止で安全に行える標準機能であり、都度のバックアップは必須ではない)
• 「ストレージポリシーの再適用を手動で実行するまでデータへアクセスできない」という説明は誤り(移動後も設定済みのポリシーは自動的に維持されアクセス可能)