vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 39:vSANスナップショット(vsanSparse)
vSAN環境で利用されるスナップショットフォーマット(vsanSparse)の特徴として、正しいものはどれか。
- 従来のスナップショット形式と異なり、キャッシュを活用してパフォーマンスの劣化を抑える構造になっている。
- スナップショットを作成するたびに、別のデータストアに完全なコピーを保存してデータを保護する仕組みである。
- 読み取り専用のスナップショット専用フォーマットであり、変更を加えるテスト環境などでの利用には対応しない。
- データの一貫性を保つため、スナップショット取得中は対象仮想マシンを一時的にパワーオフ状態にする必要がある。
- 各ホストのローカルストレージ上に分散して保存されず、クラスタの特定の管理用ホストにのみ一元的に保存される。
正解と解説を見る
正解:従来のスナップショット形式と異なり、キャッシュを活用してパフォーマンスの劣化を抑える構造になっている。
正解は、キャッシュを活用してパフォーマンスの劣化を抑える構造になっているという説明です。
【正解の理由】
vSAN 6.0以降で導入された「vsanSparse」フォーマットは、スナップショットによるパフォーマンスの低下を防ぐために設計されており、vSANのキャッシュメカニズムを効果的に利用して効率的なI/O処理を実現します。
【不正解の理由】
• 「別のデータストアに完全なコピーを保存してデータを保護する仕組みである」という説明は誤り(完全なコピーではなく差分を保存し、同じvSANデータストア内に配置される)
• 「読み取り専用のスナップショット専用フォーマットであり、変更を加えるテスト環境などでの利用には対応しない」という説明は誤り(スナップショットから分岐して変更を加えることも可能)
• 「対象仮想マシンを一時的にパワーオフ状態にする必要がある」という説明は誤り(稼働中のままスナップショットを取得できる)
• 「特定の管理用ホストにのみ一元的に保存される」という説明は誤り(スナップショットデータもvSANのポリシーに従ってクラスタ全体に分散配置される)