vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 38:vSAN環境のアップデート管理
vSAN環境において、vSphere Lifecycle Manager(vLCM)を使用する主な目的として、正しいものはどれか。
- 各仮想マシン内で動作しているゲストOSのセキュリティパッチを自動的にダウンロードし、ダウンタイムなしに全自動で適用して再起動させる。
- vSANデータストア上の不要な仮想マシンやスナップショットを定期的に検索して自動削除し、ストレージの空き容量を最大限に確保・維持する。
- ストレージアレイのLUN構成を自動的にスキャンし、VMFSフォーマットを再実行することで、旧式のストレージをvSAN互換に変換する。
- ESXiのソフトウェアアップデートだけでなく、ハードウェアベンダーが提供するファームウェアやドライバも単一のイメージとして一括管理する。
- ホストの電力消費量を監視し、トラフィックが少ない時間帯にすべてのホストをスタンバイモードに移行させて、クラスタ全体の電力を節約する。
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vSAN環境においてvSphere Lifecycle Manager(vLCM)を使用する主な目的として、ESXiのソフトウェアだけでなく、ハードウェアベンダーが提供するファームウェアやドライバも単一のイメージとして一括管理するという説明が正解となります。
【正解の理由】
vLCMは従来のUpdate Managerを進化させたものであり、HCIクラスタ全体に対してハイパーバイザーのバージョン、OEMアドオン、ハードウェアのファームウェアを「クラスタの単一イメージ(Single Image)」として一貫性を持って適用・管理できることが最大の特徴です。
【不正解の理由】
• 「ゲストOSのセキュリティパッチを自動的にダウンロードし、ダウンタイムなしに全自動で適用して再起動させる」という説明は誤り。vLCMはESXiホスト側のライフサイクルを管理する機能であり、ゲストOSのパッチ管理を行うものではない
• 「不要な仮想マシンやスナップショットを定期的に検索して自動削除し、ストレージの空き容量を最大限に確保・維持する」という説明は誤り。これは仮想マシンのクリーンアップ運用であり、ライフサイクル管理機能の役割ではない
• 「ストレージアレイのLUN構成を自動的にスキャンし、VMFSフォーマットを再実行することで、旧式のストレージをvSAN互換に変換する」という説明は誤り。既存のVMFSデータストアを自動的にvSANへフォーマット変換する機能ではない
• 「ホストの電力消費量を監視し、トラフィックが少ない時間帯にすべてのホストをスタンバイモードに移行させて、クラスタ全体の電力を節約する」という説明は誤り。それはvSphere DPM(Distributed Power Management)などの機能であり、vLCMの目的ではない