vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 34:vSANアーキテクチャ(ESA)
vSphere 8から導入されたvSAN Express Storage Architecture(ESA)の特徴として、正しいものはどれか。
- ディスクグループの概念を廃止し、ストレージデバイスのプール(ストレージプール)という単一階層構造を採用している。
- 大容量の磁気ディスク(HDD)のみを用いてコストを抑えつつ、キャッシュ層として小容量のフラッシュを組み合わせて使用する。
- 各ホストに少なくとも2つのキャッシュデバイスと、7つのキャパシティデバイスを搭載する構成を構築の必須条件としている。
- 仮想マシンごとに専用の物理ストレージアレイのLUNをマッピングし、SANスイッチを経由してデータストアとして接続する。
- ホスト内のローカルディスクを一切使用せず、外部のNFSサーバーからマウントした共有領域のみをvSANの保存先とする。
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vSphere 8から導入されたvSAN Express Storage Architecture(ESA)に関する設問において、ディスクグループの概念を廃止し、ストレージデバイスのプールという単一階層構造を採用した旨の説明が正解となります。
【正解の理由】
vSAN ESAは、従来のキャッシュ層とキャパシティ層に分かれるディスクグループのアーキテクチャ(OSA: Original Storage Architecture)を刷新し、高速なNVMeデバイスを活用した単一階層のストレージプールとして機能するように設計されています。
【不正解の理由】
• 「大容量の磁気ディスク(HDD)のみを用いてコストを抑えつつ、キャッシュ層として小容量のフラッシュを組み合わせて使用する」という説明は、ハイブリッド構成(OSA)の特徴であり、オールフラッシュ前提のESAの説明としては誤り
• 「各ホストに少なくとも2つのキャッシュデバイスと、7つのキャパシティデバイスを搭載する構成を構築の必須条件としている」という説明は誤り。特定のデバイス構成数の必須要件ではなく、ESAにはディスクグループの概念自体が存在しない
• 「仮想マシンごとに専用の物理ストレージアレイのLUNをマッピングし、SANスイッチを経由してデータストアとして接続する」という説明は、従来のSANストレージの特徴であり、サーバー内蔵ディスクを束ねるvSANの説明として誤り
• 「ホスト内のローカルディスクを一切使用せず、外部のNFSサーバーからマウントした共有領域のみをvSANの保存先とする」という説明は誤り。vSANはホスト内のローカルデバイスを利用するHCI(ハイパーコンバージドインフラ)ソリューションである