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vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 23:vSANの運用・メンテナンス操作

vSANクラスタにおけるメンテナンスモード(Maintenance Mode)実行時のデータ退避オプションについて、正しい説明はどれか。

  1. Ensure accessibilityを選択すると、アクセス継続に必要な最小限のコンポーネントのみが他ホストへ退避される
  2. 「Full data migration(フルデータマイグレーション)」を選択すると、対象ホストのデータは退避されず、そのホストの電源を切ってもデータは失われない
  3. 「No data migration(データ移行なし)」を選択すると、退避処理に最も長い時間がかかるが最も安全な選択肢となる
  4. メンテナンスモードは常にクラスタ全体を対象とし、個別ホスト単位では実行できない
  5. メンテナンスモードに入る際のデータ退避オプションは、vSANでは選択できず常に自動的に全データ移行が行われる
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正解:Ensure accessibilityを選択すると、アクセス継続に必要な最小限のコンポーネントのみが他ホストへ退避される

vSANでホストをメンテナンスモードにする際には「Ensure accessibility」「Full data migration」「No data migration」の3つのデータ退避オプションがあり、「Ensure accessibility」はオブジェクトのアクセス継続に必要な最小限のコンポーネントのみを退避する方式です。

【正解の理由】
「Ensure accessibility」は、メンテナンス対象ホストを停止してもクラスタ内の仮想マシンオブジェクトへのアクセスが継続できるよう、必要最小限のデータのみを他ホストへ移動させるオプションであり、3つの中で最もデータ移行量が少なく短時間で完了します。

【不正解の理由】
• 「Full data migrationを選択するとデータは退避されず電源を切ってもデータは失われない」という説明は誤り。Full data migrationは対象ホストの全データを他ホストへ完全に退避するオプションであり、説明が逆である。
• 「No data migrationを選択すると最も時間がかかるが最も安全」という説明は誤り。No data migrationはデータを一切退避しないオプションであり、最も短時間だが可用性リスクが高い選択肢である。
• 「メンテナンスモードは常にクラスタ全体を対象とし個別ホスト単位では実行できない」という説明は誤り。メンテナンスモードはホスト単位で個別に実行される機能である。
• 「データ退避オプションは選択できず常に自動的に全データ移行が行われる」という説明は誤り。管理者は3つのオプションから選択可能である。

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