vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 9:vSANの障害管理と復旧
vSAN デバイスの障害シナリオにおいて、正しい説明はどれか。
- vSAN のディスクグループ内のディスク障害時、そのディスク上のデータは自動的に他のノードのディスクに復旧される。復旧には数時間から数日要する場合があり、その間 vSAN の容量が逼迫する可能性がある。
- ディスク障害時、該当ディスク上のすべての VM は自動的にシャットダウンされる。
- キャッシュ層(SSD)の障害は容量層(HDD)よりも重大度が高く、即座にノード全体の機能停止につながる。
- 複数ディスクの同時障害は vSAN が対応できず、データ損失が必ず発生する。
- vSAN ではディスク障害の概念が存在せず、自動レプリケーションにより障害を完全に吸収する。
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正解:vSAN のディスクグループ内のディスク障害時、そのディスク上のデータは自動的に他のノードのディスクに復旧される。復旧には数時間から数日要する場合があり、その間 vSAN の容量が逼迫する可能性がある。
vSAN では各ノードのディスク障害が発生した場合、そのディスク上のデータは自動的に別のノードにレプリケートされます。このプロセスを「リバランシング」または「復旧」と呼びます。
重要な点:
1. 復旧は自動で開始されるが、ネットワーク帯域幅がボトルネックになる場合が多い
2. 数GB~数TB のデータ量によっては、復旧に数時間から数日かかることがある
3. 復旧中は vSAN の有効容量が一時的に減少し、容量が逼迫する環境では新規 VM デプロイができなくなる可能性
4. FTT=1 の構成で同じ VM のコピーが2つのディスクに存在する場合、1つのディスク障害までは耐容するが、復旧前に別のノード障害が起きると データ損失のリスク
5. キャッシュ層(SSD)の障害は容量層より復旧の優先度が低く、同期レプリケーションの一時的な遅延が発生する可能性
ディスク障害に備えて、spare 容量の確保と復旧時間の監視が重要です。