vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 10:vSANデータストアと VM 配置
vSAN データストア(Datastore)の特徴について、正しい説明はどれか。
- vSAN クラスタでは複数の vSAN データストアを作成できず、クラスタ全体で1つの統一されたデータストア として表示される。
- vSAN データストアは従来の VMFS や NFS データストアと異なり、すべてのノードから同等にアクセス可能で、物理的には分散している。VM 配置の際に特定のノード指定は不要である。
- vSAN データストア上に保存された VM のディスク容量は、VM が使用する実容量ではなく、割り当てた仮想容量のすべてが物理ストレージに即座に消費される。
- vSAN データストアを使用する場合、従来の VMFS ボリュームとの併用はできず、vSAN のみで構成する必要がある。
- vSAN クラスタの vSAN データストア上には、仮想マシンだけでなく ISO イメージやテンプレートも直接保存することはできない。
Qraftユーザーの成績:正答率 70%(7/10回正解)
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正解:vSAN データストアは従来の VMFS や NFS データストアと異なり、すべてのノードから同等にアクセス可能で、物理的には分散している。VM 配置の際に特定のノード指定は不要である。
vSAN クラスタ内では、クラスタに属するすべてのノードの合計ストレージリソースが1つの統一された vSAN データストアとして vCenter Server に表示されます。
重要な特徴:
1. 論理的には1つのデータストアだが、物理的には各ノードのディスクに分散
2. すべてのノードから同等にアクセス可能で、ディスクグループごとの機能差はない
3. VM のディスク配置は vSAN が自動的に最適化し、管理者が「このホストに配置」といった指定は通常不要
4. ただし、ストレージポリシーで配置ルール(アンチアフィニティなど)を設定することで、複数レプリカを特定ノードに分散させることは可能
5. vSAN と VMFS の混在運用は技術的には可能(vSAN はいくつかのコンポーネント用にローカルストレージを使用)
6. vSAN データストア上には VM のほか、ISO イメージやテンプレートなども保存可能
この透過的で分散したアーキテクチャが、vSAN のスケーラビリティと管理の簡潔さの源となっています。