VMware Certified Professional - Data Center Virtualization 練習問題 69:ストレージ(マルチパス制御)
📊 Qraftユーザーの成績
- 難易度 Cランク(レーティング1191)
- 難易度 1279位/2795問中
- 正答率 100%(1/1回正解)
vSphereのストレージマルチパス制御(PSAとPSP)について、正しい説明はどれか。
- MRU(Most Recently Used)は、一度障害が発生してパスが切り替わると、元の優先パスが復旧しても自動的には元のパスへ切り戻しを行わないポリシーである。
- Fixed(固定)は、利用可能なすべてのパスにI/Oを均等に分散させるポリシーであり、特定のパスに負荷が集中するのを防ぐために自動的な負荷分散を実行する。
- Round Robin(ラウンドロビン)は、アクティブなパスが障害で切断された場合にのみ別のパスへ切り替えを行うポリシーであり、平常時は単一のパスのみを使用する。
- PSA(Pluggable Storage Architecture)は、サードパーティ製マルチパスプラグインの導入を禁止し、VMware純正モジュールのみを許可する仕組みである。
- NMP(Native Multipathing Plugin)は、FCストレージ専用のマルチパス制御モジュールであり、iSCSI環境では別の専用プラグインを導入する必要がある。
正解と解説を見る
ストレージのマルチパス制御におけるMRU(Most Recently Used)ポリシーは、障害発生時に別パスへ切り替えた後、元のパスが復旧しても自動的には切り戻し(フェイルバック)を行わないため、正解はこの内容の通りです。
【正解の理由】
MRUポリシーは、ストレージパスの「フラッピング(短期間にパスの切断と復旧を繰り返し、通信が不安定になる現象)」を防ぐため、現在アクティブなパスが利用可能である限り、以前のパスが復旧しても意図的に切り戻しを行わない仕様になっています。
【不正解の理由】
• 「Fixed(固定)は、利用可能なすべてのパスにI/Oを均等に分散させるポリシー」という説明は誤り。均等に分散させるのはRound Robin(ラウンドロビン)の役割であり、Fixedは指定した1つの優先パスのみを使用します。
• 「Round Robinは、アクティブなパスが障害で切断された場合にのみ別のパスへ切り替えを行う」という説明は誤り。Round Robinは平常時から複数のパスを順番に切り替えて利用し、負荷分散を行います。
• 「PSAは、サードパーティ製マルチパスプラグインの導入を禁止し」という説明は誤り。PSA(Pluggable Storage Architecture)は、VMware純正モジュール(NMP)に加えて、サードパーティ製のプラグイン(MPP)を追加・統合できる拡張性の高いアーキテクチャです。
• 「NMPは、FCストレージ専用のマルチパス制御モジュールであり」という説明は誤り。NMP(Native Multipathing Plugin)はFCだけでなく、iSCSIやFCoEなどの他のブロックストレージでも利用されます。