VMware Certified Professional - Data Center Virtualization 練習問題 68:可用性(vSANフォルトドメイン)
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vSAN環境における「フォルトドメイン(Fault Domain)」について、正しい説明はどれか。
- フォルトドメインはラックレベルの障害に備える機能であり、データのレプリカが同じラック内のホストに偏らないよう、異なるドメイン間に分散して配置される。
- フォルトドメインを構成するためには、各ドメインに少なくとも2つのvSANクラスタを配置し、クラスタ間でデータの同期レプリケーションを行う必要がある。
- フォルトドメインはvSANのパフォーマンスを向上させるための機能であり、SSDのキャッシュ層を複数のドメインに分割することでI/O遅延を大幅に削減する。
- フォルトドメインを利用すると、ストレージ容量の消費を抑えながら重複排除機能の効率を高め、各ドメイン内で独立したデータの圧縮処理を実行できるようになる。
- フォルトドメインの設定はvCenter Serverがダウンしている間のみ有効になり、ホスト間のネットワーク通信が切断された際の緊急データ保護として機能する。
正解と解説を見る
正解:フォルトドメインはラックレベルの障害に備える機能であり、データのレプリカが同じラック内のホストに偏らないよう、異なるドメイン間に分散して配置される。
vSANのフォルトドメイン(Fault Domain)は、ラック単位などの物理的な障害からデータを保護するためにレプリカを分散配置する機能であるため、正解は該当する説明です。
【正解の理由】
デフォルトでは、vSANはホストレベルの障害を許容するようにデータを配置します。しかし、フォルトドメインを構成して複数のホストをグループ化(例:ラックごとにグループ化)することで、ラックの電源喪失やネットワークスイッチの障害が発生しても、別のラック(ドメイン)にあるデータで稼働を継続できるようになります。
【不正解の理由】
• 「各ドメインに少なくとも2つのvSANクラスタを配置し」という説明は誤り。フォルトドメインは1つのvSANクラスタ内でホストを論理的にグループ化する機能です。
• 「SSDのキャッシュ層を複数のドメインに分割することでI/O遅延を大幅に削減する」という説明は誤り。可用性を高める機能であり、キャッシュ層の分割によるパフォーマンス向上のための機能ではありません。
• 「重複排除機能の効率を高め、各ドメイン内で独立したデータの圧縮処理を実行」という説明は誤り。フォルトドメインは重複排除や圧縮の効率を高める機能ではありません。
• 「vCenter Serverがダウンしている間のみ有効になり」という説明は誤り。フォルトドメインに基づくデータ配置ルールは、vCenterの死活に関わらず常にクラスタレベルで機能します。