VMware Certified Professional - Data Center Virtualization 練習問題 63:ストレージ:vVolsコンポーネント
vSphere Virtual Volumes (vVols) のアーキテクチャコンポーネントについて、正しい説明はどれか。
- VASAプロバイダは、ストレージアレイの機能をvCenter Serverに通知し、通信を仲介する役割を果たす。
- プロトコルエンドポイントは、仮想マシンのデータを保存するための物理的なストレージ容量を提供する論理的な領域である。
- ストレージコンテナは、ESXiホストが仮想ボリュームと直接通信するために使用するI/Oのルーティング専用ノードである。
- 仮想データストアは、仮想マシンごとに1つの巨大なLUNとして自動的にフォーマットされ、VMFSとして管理される領域である。
- サロゲートボリュームは、スナップショット作成時に元データを一時的に退避させるためのアレイベースの一時記憶領域である。
正解と解説を見る
vSphere Virtual Volumes (vVols) において、VASAプロバイダがvCenter Serverとストレージ間の通信を仲介するため、正解は該当する説明です。
【正解の理由】
VASA(vSphere APIs for Storage Awareness)プロバイダは、ストレージアレイのソフトウェアコンポーネントであり、ストレージが持つ機能や状態をvCenter Serverに通知し、仮想マシンの作成やポリシー適用のためのアウトオブバンド(=制御プレーン)通信を担います。
【不正解の理由】
• 「プロトコルエンドポイントは、仮想マシンのデータを保存するための物理的な〜」という説明は誤り(プロトコルエンドポイントはデータ保存領域ではなく、ESXiとストレージ間のI/Oをルーティングするアクセスポイントである)
• 「ストレージコンテナは、ESXiホストが仮想ボリュームと直接通信するために〜」という説明は誤り(ストレージコンテナは論理的なデータ保存領域のプールであり、I/Oをルーティングするものではない)
• 「仮想データストアは、仮想マシンごとに1つの巨大なLUNとして自動的に〜」という説明は誤り(vVolsでは巨大なLUN上にVMFSを作成するのではなく、仮想マシンの各ディスクを独立したネイティブなボリュームとしてアレイ上に作成する)
• 「サロゲートボリュームは、スナップショット作成時に元データを一時的に〜」という説明は誤り(vVolsのスナップショットはストレージアレイのネイティブ機能を直接呼び出して行われるため、説明にあるようなサロゲートボリュームという専用領域の概念は該当しない)