VMware Certified Professional - Data Center Virtualization 練習問題 62:権限管理:権限の継承ルール
vSphere環境における権限の継承と適用ルールについて、正しい説明はどれか。
- 最上位レベルであるグローバルルートに設定された権限は、インベントリ内のすべてのvCenter Serverオブジェクトに適用される。
- 下位オブジェクトで権限を明示的に設定した場合、上位オブジェクトから継承された権限の方が優先されて適用される仕組みである。
- ユーザーとグループの両方に異なるロールが割り当てられた場合、常にグループに割り当てられたロールの権限が優先して適用される。
- 権限の継承を無効にするオプションは存在せず、上位レベルで割り当てられた権限は必ずすべての子オブジェクトに強制適用される。
- 仮想マシンフォルダに権限を割り当てた場合、フォルダ内の仮想マシンには適用されるが、サブフォルダ内の仮想マシンには適用されない。
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正解:最上位レベルであるグローバルルートに設定された権限は、インベントリ内のすべてのvCenter Serverオブジェクトに適用される。
vSphereの権限管理において、インベントリツリーの最上位であるグローバルルートに設定された権限は、すべての子オブジェクト(vCenter Serverなど)に適用されるという説明が正解です。
【正解の理由】
vSphereの権限は階層構造を持っており、上位のオブジェクト(グローバルルートやvCenter Server、データセンターなど)で割り当てた権限は、デフォルトでその配下にあるすべての子オブジェクトに継承されます。
【不正解の理由】
• 『上位オブジェクトから継承された権限の方が優先されて適用される』という説明は誤り。権限が競合した場合、オブジェクトに直接(明示的に)割り当てられた権限の方が、上位から継承された権限よりも優先されます。
• 『常にグループに割り当てられたロールの権限が優先して適用される』という説明は誤り。ユーザー自身に割り当てられた権限と、所属するグループに割り当てられた権限が競合する場合、ユーザー個人に対する直接の割り当てが優先されます。
• 『権限の継承を無効にするオプションは存在しない』という説明は誤り。権限を割り当てる際に「子へ伝達(Propagate to children)」のチェックを外すことで、そのオブジェクトのみに限定し、継承を無効にできます。
• 『サブフォルダ内の仮想マシンには適用されない』という説明は誤り。フォルダに権限を割り当てて伝達を有効にした場合、そのフォルダ内にあるサブフォルダや、その中の仮想マシンにも権限は継承されます。