VMware Certified Professional - Data Center Virtualization 練習問題 59:ネットワーク:ポートミラーリング
vSphere Distributed Switch(分散スイッチ)におけるポートミラーリング機能について、正しい説明はどれか。
- ポートミラーリング機能は、標準スイッチと分散スイッチの両方においてデフォルトで有効化されている監視機能である。
- リモートミラーリングを利用すると、同じホスト上の別の仮想マシンに対してのみトラフィックを転送することが可能となる。
- カプセル化リモートミラーリング(ERSPAN)は、レイヤー3ネットワークを越えてトラフィックを転送することができる。
- ポートミラーリングのセッションを開始すると、対象の仮想マシンのネットワーク帯域幅が自動的に2倍に拡張される仕組みである。
- 分散スイッチのポートミラーリング機能を利用するためには、対象トラフィックを暗号化するためのIPsec設定が必須である。
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正解:カプセル化リモートミラーリング(ERSPAN)は、レイヤー3ネットワークを越えてトラフィックを転送することができる。
分散スイッチのポートミラーリングにおいて、カプセル化リモートミラーリング(ERSPAN)を利用すると、レイヤー3ネットワークを越えて監視トラフィックを転送できるという説明が正解です。
【正解の理由】
カプセル化リモートミラーリング(ERSPAN:Encapsulated Remote Switched Port Analyzer)は、ミラートラフィックをGRE(Generic Routing Encapsulation)トンネルでカプセル化するため、ルーターを越えた離れた場所にある監視装置にもパケットを届けることができます。
【不正解の理由】
• 『標準スイッチと分散スイッチの両方でデフォルトで有効化されている』という説明は誤り。ポートミラーリングは分散スイッチ(VDS)の機能であり、デフォルトでは無効になっています。
• 『同じホスト上の別の仮想マシンに対してのみトラフィックを転送可能』という説明は誤り。リモートミラーリングでは物理ネットワークを介して外部の物理アプライアンス等に転送することも可能です。
• 『ネットワーク帯域幅が自動的に2倍に拡張される』という説明は誤り。パケットのコピーを転送するためネットワークの帯域を消費しますが、帯域幅そのものが自動拡張されるわけではありません。
• 『IPsec設定が必須である』という説明は誤り。ポートミラーリングを利用するためにIPsecによる暗号化が必須要件となることはありません。