VMware Certified Professional - Data Center Virtualization 練習問題 23:ストレージ接続:iSCSI
vSphere環境におけるiSCSIストレージ接続について、正しい説明はどれか。
- ESXiはソフトウェアiSCSIイニシエータにより、専用HBAなしで標準NICからiSCSIストレージに接続できる
- iSCSIはファイバーチャネルプロトコルをそのままIPネットワーク上にカプセル化する技術であり、FCoEと同一のものである
- ESXiではiSCSIストレージに対してマルチパス構成を組むことはできず、常に単一の経路のみが利用される
- iSCSIストレージを利用する場合、必ずジャンボフレームを有効化しなければ接続自体が確立できない
- iSCSIはブロックストレージではなくファイルストレージプロトコルであり、NFSと同様の仕組みで動作する
正解と解説を見る
正解:ESXiはソフトウェアiSCSIイニシエータにより、専用HBAなしで標準NICからiSCSIストレージに接続できる
iSCSIはSCSIコマンドをIPネットワーク上でカプセル化して伝送するブロックストレージプロトコルであり、ESXiではソフトウェアイニシエータにより専用HBAなしで利用可能です。
【正解の理由】
ソフトウェアiSCSIイニシエータは、ESXiカーネル内でiSCSIプロトコル処理を行い、標準的なイーサネットNICを通じてストレージ装置と通信できるため、専用ハードウェアが不要という利点があります。
【不正解の理由】
• 「ファイバーチャネルプロトコルをそのままIPにカプセル化しFCoEと同一」という説明は誤り。iSCSIはSCSIコマンドをIP上で伝送する独自プロトコルであり、FCoEはファイバーチャネルフレームをイーサネット上でカプセル化する別の技術である
• 「マルチパス構成を組むことはできず単一経路のみ」という説明は誤り。ESXiはiSCSIに対してもマルチパス構成(Round RobinやMRUなど)をサポートする
• 「必ずジャンボフレームを有効化しなければ接続自体が確立できない」という説明は誤り。ジャンボフレームは性能向上のための任意設定であり、必須要件ではない
• 「ファイルストレージプロトコルでありNFSと同様」という説明は誤り。iSCSIはブロックストレージプロトコルであり、ファイル共有プロトコルのNFSとは根本的に異なる