Cisco Certified Network Associate(CCNA) 練習問題 56:スタティックルーティング
ルーティングにおける「フローティングスタティックルート」について、正しい説明はどれか。
- バックアップ回線の帯域幅を監視し、トラフィックが閾値を超えた場合にのみ動的に有効化されるルーティング手法である。
- 宛先ネットワークに対して複数のネクストホップを指定し、パケットを均等に分散させて帯域幅を有効活用する設定である。
- メインのルーティングプロトコルよりも高いアドミニストレーティブディスタンス値を設定し、バックアップ経路として使う。
- 動的ルーティングプロトコルの設定ミスを防ぐため、自動的に生成されてルーティングテーブルに優先的に登録される経路である。
- 障害発生時にルーター間でのキープアライブ通信を即座に遮断し、他の正常なインターフェースへ迅速に切り替える機能である。
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正解:メインのルーティングプロトコルよりも高いアドミニストレーティブディスタンス値を設定し、バックアップ経路として使う。
フローティングスタティックルートは、メインの経路のAD(アドミニストレーティブディスタンス)値よりも意図的に大きなAD値を設定して作成するバックアップ用の静的ルートであるため正解です。
【正解の理由】
ルーターは同じ宛先への経路が複数ある場合、AD値が小さいものをルーティングテーブルに登録します。AD値をメイン経路より大きく設定しておくことで、メイン経路がダウンしてルーティングテーブルから消えた時に初めて、バックアップ経路が浮上(フロート)して使われるようになります。
【不正解の理由】
• 「バックアップ回線の帯域幅を監視し、トラフィックが閾値を超えた場合にのみ動的に有効化されるルーティング手法である」という説明は誤り。帯域幅の監視による動的な有効化ではありません
• 「宛先ネットワークに対して複数のネクストホップを指定し、パケットを均等に分散させて帯域幅を有効活用する設定である」という説明は誤り。これはロードバランシング(負荷分散)の説明です
• 「動的ルーティングプロトコルの設定ミスを防ぐため、自動的に生成されてルーティングテーブルに優先的に登録される経路である」という説明は誤り。管理者が手動で設定するスタティックルートの一種です
• 「障害発生時にルーター間でのキープアライブ通信を即座に遮断し、他の正常なインターフェースへ迅速に切り替える機能である」という説明は誤り。特定の機能名ではなく、AD値を調整した経路設定の手法を指します