Cisco Certified Network Associate(CCNA) 練習問題 42:IPv6:近隣探索プロトコルのメッセージ種別
IPv6におけるNDP(Neighbor Discovery Protocol)のメッセージについて、正しい説明はどれか。
- ルーター要請(RS)メッセージは、端末がネットワークに参加した際に、デフォルトゲートウェイの情報を取得するために送信される。
- ルーター要請(RS)メッセージは、ルーターが自身の存在を定期的に周囲に知らせ、ネットワーク情報をクライアントに提供するために送信される。
- 近隣要請(NS)メッセージは、自身のMACアドレスが他の端末と重複していないかを確認するための定期的なキープアライブとして送信される。
- 近隣広告(NA)メッセージは、IPv6アドレスからIPv4アドレスへの動的な変換を行うために、ネットワーク上の全ルーター宛てに送信される。
- リダイレクトメッセージは、宛先へのより効率的な経路を送信元に知らせるためではなく、パケットのTTLが切れたことを通知するために送信される。
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正解:ルーター要請(RS)メッセージは、端末がネットワークに参加した際に、デフォルトゲートウェイの情報を取得するために送信される。
IPv6のNDPにおいて、ルーター要請(Router Solicitation: RS)は端末が自身のデフォルトゲートウェイを見つけるために送信するメッセージです。
【正解の理由】
NDP(Neighbor Discovery Protocol)は、IPv6においてIPv4のARP(=IPアドレスからMACアドレスを解決するプロトコル)などの役割を代替する仕組みです。端末がネットワークに参加すると、RSメッセージをマルチキャストで送信し、それを受け取ったルーターがルーター広告(RA)を返すことで、自動設定が行われます。
【不正解の理由】
• 『ルーターが自身の存在を定期的に周囲に知らせ』という説明は誤り。これはルーター要請(RS)ではなく、ルーター広告(RA)の役割です。
• 『自身のMACアドレスが他の端末と重複していないかを確認するための定期的なキープアライブ』という説明は誤り。近隣要請(NS)はキープアライブ用ではなく、MACアドレス解決や重複アドレス検出(DAD)時に使われます。
• 『IPv6アドレスからIPv4アドレスへの動的な変換を行うために』という説明は誤り。近隣広告(NA)にアドレス変換機能はありません。
• 『TTLが切れたことを通知するために』という説明は誤り。TTL切れを通知するのはICMPv6のTime Exceededメッセージであり、リダイレクトメッセージはより適切なルーターを教えるためのものです。