Cisco Certified Network Associate(CCNA) 練習問題 34:データリンク層:フレームサイズの制約と分割処理
ネットワークにおけるMTU(Maximum Transmission Unit)について、正しい説明はどれか。
- MTUは、インターフェースが一度に転送できるパケットの最大サイズを示す値である。
- MTUは、ネットワーク上のすべての機器で常に固定値として統一されている。
- MTUを超えるパケットは、送信元で自動的に破棄され再送信されることはない。
- MTUの値は、IPアドレスのクラスによって自動的に決定される。
- MTUは、TCPコネクションの確立時にのみ参照され、UDP通信には無関係である。
正解と解説を見る
正解:MTUは、インターフェースが一度に転送できるパケットの最大サイズを示す値である。
MTUはインターフェースが一度に送信できるデータの最大サイズを表す値で、これを超えるとフラグメンテーション(=分割処理)が発生します。
【正解の理由】
イーサネットの標準MTUは1500バイトであり、これを超えるパケットは経路上で分割されるか、DFビット(Don't Fragmentビット)が設定されている場合は破棄されエラーが返されます。
【不正解の理由】
• 「すべての機器で常に固定値として統一されている」という説明は誤り。MTUはインターフェースやメディアの種類によって異なる場合がある
• 「MTUを超えるパケットは自動的に破棄され再送信されない」という説明は誤り。通常は分割(フラグメンテーション)されるか、ICMPエラーにより送信元に通知される
• 「IPアドレスのクラスによって自動的に決定される」という説明は誤り。MTUはアドレスクラスとは無関係で、物理メディアの仕様に依存する
• 「TCPコネクション確立時にのみ参照されUDPには無関係」という説明は誤り。MTUはIPパケット全般に影響し、UDP通信でも関係する