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ビジネス実務法務検定試験2級 練習問題 32:労働法:労働者派遣における指揮命令関係

労働法における労働者派遣に関して、正しい説明はどれか。

  1. 労働者派遣では、派遣労働者は派遣元事業主と雇用契約を結び、派遣先が指揮命令を行う。
  2. 労働者派遣では、派遣労働者は派遣先と雇用契約を結び、派遣元が指揮命令を行う。
  3. 労働者派遣では、派遣労働者は派遣元・派遣先の両方と雇用契約を結ぶ必要がある。
  4. 労働者派遣では、派遣先が派遣労働者に対して賃金を直接支払う義務を負う。
  5. 労働者派遣では、派遣期間の長短にかかわらず、派遣先は派遣労働者を必ず正社員として雇用しなければならない。
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正解:労働者派遣では、派遣労働者は派遣元事業主と雇用契約を結び、派遣先が指揮命令を行う。

労働者派遣は、派遣労働者が派遣元事業主と雇用契約関係にありながら、実際の業務上の指揮命令は派遣先が行うという特殊な三者関係を特徴とする。

【正解の理由】
労働者派遣法上、雇用契約は派遣元と派遣労働者との間に存在し、労働力の提供先である派遣先が業務上の指揮命令権を行使する仕組みとなっている。

【不正解の理由】
• 「派遣先と雇用契約を結び、派遣元が指揮命令を行う」という説明は誤り。雇用契約と指揮命令の主体が逆になっている。
• 「派遣元・派遣先の両方と雇用契約を結ぶ必要がある」という説明は誤り。雇用契約を結ぶのは派遣元のみである。
• 「派遣先が賃金を直接支払う義務を負う」という説明は誤り。賃金支払義務を負うのは雇用主である派遣元である。
• 「派遣先は派遣労働者を必ず正社員として雇用しなければならない」という説明は誤り。一定の要件下で直接雇用の申込義務が生じる場合はあるが、必ず正社員化する義務は存在しない。

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