日商簿記3級 練習問題 57:仕訳:剰余金の配当と処分
株主総会において、繰越利益剰余金を財源として、配当金200,000円、利益準備金20,000円を計上する決議を行った。この取引の仕訳として正しいものはどれか。
- (借)繰越利益剰余金 220,000 (貸)未払配当金 200,000 / 利益準備金 20,000
- (借)繰越利益剰余金 220,000 (貸)資本金 200,000 / 利益準備金 20,000
- (借)未払配当金 200,000 / 利益準備金 20,000 (貸)繰越利益剰余金 220,000
- (借)利益準備金 220,000 (貸)未払配当金 200,000 / 繰越利益剰余金 20,000
- (借)資本準備金 220,000 (貸)未払配当金 200,000 / 利益準備金 20,000
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正解:(借)繰越利益剰余金 220,000 (貸)未払配当金 200,000 / 利益準備金 20,000
配当金と利益準備金の両方の合計額を「繰越利益剰余金」から減額し、それぞれ「未払配当金」「利益準備金」として貸方に計上する仕訳が正解です。
【正解の理由】
繰越利益剰余金(=過去の利益の蓄積)を財源として配当を行う場合、純資産の減少として借方に「繰越利益剰余金」を計上します。配当金は後日支払うため負債の「未払配当金」とし、会社法で定められた積立額は純資産の「利益準備金」として貸方に計上します。
【不正解の理由】
• 「(借)繰越利益剰余金 220,000 (貸)資本金 200,000 / 利益準備金 20,000」:配当金の額を「資本金」として処理している点が誤りです。
• 「(借)未払配当金 200,000 / 利益準備金 20,000 (貸)繰越利益剰余金 220,000」:借方と貸方が逆になっており、未払配当金や利益準備金を減額する処理になっています。
• 「(借)利益準備金 220,000 (貸)未払配当金 200,000 / 繰越利益剰余金 20,000」:減少させるべき財源が繰越利益剰余金ではなく利益準備金になっている点が誤りです。
• 「(借)資本準備金 220,000 (貸)未払配当金 200,000 / 利益準備金 20,000」:減少させるべき財源が繰越利益剰余金ではなく資本準備金になっている点が誤りです。