日商簿記3級 練習問題 32:決算整理:貸倒引当金の設定方法
決算にあたり、売掛金の期末残高500,000円に対して2%の貸倒引当金を設定する。貸倒引当金の設定前残高は3,000円であった。差額補充法によるこの決算整理仕訳として、正しいものはどれか。
- (借)貸倒引当金繰入10,000 (貸)貸倒引当金10,000
- (借)貸倒引当金繰入7,000 (貸)貸倒引当金7,000
- (借)貸倒引当金3,000 (貸)貸倒引当金繰入3,000
- (借)貸倒引当金繰入13,000 (貸)貸倒引当金13,000
- (借)貸倒引当金繰入10,000 (貸)売掛金10,000
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正解:(借)貸倒引当金繰入7,000 (貸)貸倒引当金7,000
差額補充法(=設定すべき貸倒引当金の額と現在の残高との差額のみを追加計上する方法)では、売掛金残高500,000円の2%である10,000円が設定すべき額となり、既存残高3,000円との差額7,000円を追加計上する。
【正解の理由】
設定すべき貸倒引当金10,000円から既存残高3,000円を差し引いた差額7,000円のみを繰入額として計上するのが差額補充法の考え方である。
【不正解の理由】
• 「(借)貸倒引当金繰入10,000 (貸)貸倒引当金10,000」:設定すべき金額をそのまま計上しており、既存残高3,000円との差額調整を行っていない
• 「(借)貸倒引当金3,000 (貸)貸倒引当金繰入3,000」:借方と貸方が逆であり、金額も既存残高をそのまま用いている点が誤り
• 「(借)貸倒引当金繰入13,000 (貸)貸倒引当金13,000」:既存残高10,000円を加算してしまっており、正しくは差し引く必要がある
• 「(借)貸倒引当金繰入10,000 (貸)売掛金10,000」:貸方は貸倒引当金とすべきであり、売掛金を直接減額する処理は貸倒引当金の設定には用いない