日商簿記3級 練習問題 17:決算:損益計算書
損益計算書について、最も正しい説明はどれか。
- 損益計算書は決算日時点での企業の資産と負債を示すものである。
- 損益計算書は会計期間における企業の収益と費用の動きを示し、利益または損失を計算する動的な報告書である。
- 損益計算書は現金の出入りのみを記載し、掛取引は含まない。
- 損益計算書は企業内部のみで使用され、ステークホルダーには提供されない。
- 損益計算書は企業の最終利益のみを示し、過程の内訳は不要である。
正解と解説を見る
正解:損益計算書は会計期間における企業の収益と費用の動きを示し、利益または損失を計算する動的な報告書である。
正しいのは「損益計算書は会計期間における企業の収益と費用の動きを示し、利益または損失を計算する動的な報告書である」です。
損益計算書とは:
定義:
- 会計期間(通常1年)の経営成績報告書
- 収益から費用を差し引いて利益を計算
- 「フロー」情報
構成要素と計算式:
売上(営業収益)
- 商品販売による主要収益
売上原価
- 売却商品の仕入原価
粗利益 = 売上 - 売上原価
- 売上に直結した利益
営業費
- 給与、家賃、光熱費など
営業利益 = 粗利益 - 営業費
- 通常営業による利益
営業外収益・費用
- 金利収入、支払利息など
経常利益 = 営業利益 ± 営業外損益
臨時損益
- 固定資産売却益など
最終利益 = 経常利益 ± 臨時損益
損益計算書の特徴:
- 複数段階で利益を計算
- 事業の質を評価できる
- 時系列の比較が可能
損益計算書は企業の経営成績を評価する重要な報告書です。