AWS Certified Solutions Architect Associate(SAA-C03) 練習問題 39:Snowファミリーを使った大容量データ移行
数十テラバイト〜ペタバイト規模のオンプレミスデータをAWSに移行する場合の、AWS Snowファミリーについて、正しい説明はどれか。
- AWS Snowballは物理デバイスを使ったデータ転送サービスであり、インターネット回線経由の転送が遅い、または利用できない環境で大量データを移行する際に有効である。
- AWS Snowballで転送するデータは暗号化されずに輸送されるため、機密データの転送には別途VPN接続を確立する必要がある。
- AWS Snowball Edgeはストレージ機能のみを提供し、デバイス上でのコンピューティング処理(Lambda関数やEC2互換の実行など)はサポートしていない。
- AWS Snowballを使用したデータ移行は、AWS DataSyncによるネットワーク経由の転送よりも常に高速である。
- AWS Snowballデバイスは使い切りの専用デバイスであり、データ転送完了後は顧客が廃棄処分する必要がある。
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正解:AWS Snowballは物理デバイスを使ったデータ転送サービスであり、インターネット回線経由の転送が遅い、または利用できない環境で大量データを移行する際に有効である。
AWS Snowファミリーは、大容量データをネットワーク経由ではなく物理デバイスで輸送してAWSに移行するサービス群です。正しいのは「Snowballはインターネット回線経由の転送が遅い、または利用できない環境で大量データを移行する際に有効」という内容です。数十TB〜PB規模のデータをネットワーク経由で転送すると、帯域幅の制約により数週間〜数ヶ月かかる場合がありますが、物理デバイスへのコピーと配送を使うことで大幅に時間を短縮できるケースがあります。
Snowballデバイスに保存されるデータはKMSベースの暗号化で保護された状態で輸送されるため、追加のVPN接続なしでも安全性が確保されます。Snowball Edge(特にCompute Optimizedタイプ)は、ストレージだけでなくデバイス上でEC2インスタンスやLambda関数を実行できるエッジコンピューティング機能も備えています。データサイズが小さい、または継続的な差分同期が必要な場合はネットワーク経由のAWS DataSyncの方が適しており、常にSnowballが高速とは限りません。デバイスは輸送後にAWSへ返却され、AWS側で再利用されます。