AWS Certified Solutions Architect Associate(SAA-C03) 練習問題 20:グローバルアーキテクチャとマルチリージョン設計
複数のAWSリージョンにアプリケーションを展開し、複数のリージョンからのトラフィックを最も適切に処理する必要があります。リージョン間でのトラフィック分散とレイテンシー削減を実現するアーキテクチャとして最も適切なものはどれか。
- 単一のRoute 53 ホストゾーンで複数リージョンの ELB 向けに加重ルーティングを設定し、トラフィックを均等分散する。
- Route 53のレイテンシーベースルーティングを使用して、ユーザーに最も近い(最小レイテンシー)リージョンにトラフィックを誘導する。
- CloudFrontの複数オリジンの前に、Application Load Balancer(ALB)を配置して、リージョン間ロードバランシングを実行する。
- AWS Global Acceleratorを使用し、最適なAWSリージョンへトラフィックを誘導し、ネットワーク遅延を削減する。
- 各リージョンの VPC ピアリングを設定して、リージョン間のトラフィックをプライベートに転送する。
Qraftユーザーの成績:正答率 53%(8/15回正解)
正解と解説を見る
正解:Route 53のレイテンシーベースルーティングを使用して、ユーザーに最も近い(最小レイテンシー)リージョンにトラフィックを誘導する。
複数リージョンに展開されたアプリケーションへのトラフィック誘導において、ユーザー体験を最適化することが重要です。正しいのは「Route 53のレイテンシーベースルーティングを使用してユーザーに最も近いリージョンにトラフィックを誘導する」という方法です。この方式では、Route 53がユーザーのDNSクエリ元を判定し、各リージョンのヘルスチェック結果を参照して、応答時間が最小のリージョンを自動選択します。地理的に最も近いリージョンへのアクセスにより、ネットワーク遅延が削減され、アプリケーションレスポンス時間が短縮されます。リージョン数が増えても自動対応でき、障害検出時は別リージョンへ切り替わります。加重ルーティングは「均等分散」で、レイテンシー最適化ではありません。CloudFront前置は静的コンテンツ向けです。VPCピアリングはリージョン間リンク用で、DNSレベルのトラフィック誘導には適しません。