vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 76:ポリシー(スワップ領域)
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vSAN環境において、仮想マシンのスワップファイル(.vswp)を格納する「スワップオブジェクト」のデフォルトのプロビジョニング方式として正しいものはどれか。
- 仮想マシンのメモリサイズと同じ容量が、常にシックプロビジョニングとして物理ストレージ上に事前確保される。
- 物理的な容量消費を極力抑えるため、デフォルトでシンプロビジョニング(Thin Provisioning)として作成される。
- スワップ時のI/Oパフォーマンスを最大化するため、キャッシュ層のみにデータが配置されるよう強制プロビジョニングされる。
- ホスト障害時のデータ損失を防ぐため、スワップオブジェクトは自動的にフォールトトレランス(FT)対応でプロビジョニングされる。
- 再同期トラフィックの影響を受けないよう、スワップオブジェクトはローカルホスト上の非vSANデータストアにプロビジョニングされる。
正解と解説を見る
正解:物理的な容量消費を極力抑えるため、デフォルトでシンプロビジョニング(Thin Provisioning)として作成される。
vSAN環境(vSAN 6.7以降)における仮想マシンのスワップオブジェクト(.vswp)は、ストレージ容量の無駄な消費を防ぐため、デフォルトでシンプロビジョニング(Thin Provisioning)として作成されます。
【正解の理由】
仮想マシンをパワーオンするとスワップオブジェクトが作成されます。以前のバージョンではメモリ割り当て量と等しい容量がシックプロビジョニング(Object Space Reservation = 100%)されていましたが、vSAN 6.7以降は「SwapThickProvisionDisabled」という高度な設定がデフォルトで有効となり、シンプロビジョニングされるようになりました。
【不正解の理由】
• 「常にシックプロビジョニングとして物理ストレージ上に事前確保される」は誤り。前述の通り、デフォルトはシンプロビジョニングです。
• 「キャッシュ層のみにデータが配置されるよう強制プロビジョニングされる」は誤り。スワップオブジェクトもキャパシティ層に配置され、通常のストレージポリシーに従います。
• 「自動的にフォールトトレランス(FT)対応でプロビジョニングされる」は誤り。スワップオブジェクトにFT専用の特別な設定が自動付与されるわけではありません。
• 「非vSANデータストアにプロビジョニングされる」は誤り。スワップオブジェクトもデフォルトでvSANデータストア上に作成されます。