vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 66:ノードの役割
vSANクラスタにおける「コンピュートオンリーノード(Compute-Only Node)」の特徴として、正しいものはどれか。
- ローカルストレージを提供せず、コンピューティングリソースのみを提供しながらvSANデータストアを利用できるノードである。
- ストレージとコンピューティングの両方を提供するが、vCenter Serverの管理対象外として独立して動作するノードである。
- vSANクラスタ全体のパフォーマンスを監視するためだけに配置され、仮想マシンを稼働させることが禁止されているノードである。
- ハードウェア障害発生時に、自動的にクラスタから切り離され、修復完了まで一切のネットワーク通信を遮断されるノードである。
- vSANのキャッシュ層としてのみ機能し、容量層デバイスを持たないが、すべてのデータを永続的に保存可能な特殊なノードである。
正解と解説を見る
正解:ローカルストレージを提供せず、コンピューティングリソースのみを提供しながらvSANデータストアを利用できるノードである。
vSANにおける「コンピュートオンリーノード(Compute-Only Node)」は、ローカルストレージを提供せず、コンピューティングリソースのみを提供するホストのことです。
【正解の理由】
vSANクラスタでは、すべてのノードがストレージを提供する必要はありません。一部のノードにディスクグループ(またはストレージプール)を構成せず、CPUとメモリ(コンピューティングリソース)のみを提供するコンピュートオンリーノードとして参加させることができます。このノードは、他のノードが提供するvSANデータストアを利用して仮想マシンを稼働させます。
【不正解の理由】
• 「vCenter Serverの管理対象外として独立して動作する」という説明は誤り。コンピュートオンリーノードもvSANクラスタの一部であり、vCenter Serverによって一元管理されます。
• 「クラスタ全体のパフォーマンスを監視するためだけに配置され、仮想マシンを稼働させることが禁止されている」という説明は誤り。コンピュートオンリーノードの主な目的は仮想マシンの稼働(コンピューティング)です。
• 「修復完了まで一切のネットワーク通信を遮断されるノード」という説明は誤り。これはノードの役割ではなく、障害隔離等の架空の動作です。
• 「vSANのキャッシュ層としてのみ機能し、容量層デバイスを持たない」という説明は誤り。コンピュートオンリーノードはキャッシュ層も容量層も持ちません。