vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 49:構成:ネットワーク設定
vSANトラフィックに対して「vSANカスタムTCP/IPスタック」を利用する主なメリットとして、正しいものはどれか。
- vSAN専用のルーティング情報を持たせ、管理トラフィック等とネットワークを論理的に分離できる。
- vSANのデータ通信をすべてUDPベースのプロトコルに変換し、パケット転送の遅延を最小化できる。
- vSANとvMotionのトラフィックを同一のTCPセッションにまとめ、帯域幅の消費を削減できる。
- ホスト間の通信を暗号化するために、vSANの通信専用のハードウェアオフロードを強制的に有効化できる。
- 外部のクラウドストレージとの同期専用として機能し、インターネット経由の安全なデータ転送を実現できる。
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正解:vSAN専用のルーティング情報を持たせ、管理トラフィック等とネットワークを論理的に分離できる。
vSAN向けのカスタムTCP/IPスタックを使用することで、vSANトラフィックに独自のデフォルトゲートウェイやルーティングテーブルを持たせ、管理トラフィックなどからネットワークを論理的に分離できます。
【正解の理由】
vSphere 7以降などの環境において、カスタムTCP/IPスタックを利用すると、vSANトラフィック専用のルーティング情報を持たせることが可能となり、L3ネットワークを跨ぐ構成でのトラフィック分離と管理が容易になります。
【不正解の理由】
• 「vSANのデータ通信をすべてUDPベースのプロトコルに変換し、パケット転送の遅延を最小化できる」という説明は誤り。vSANトラフィックはTCPを使用します。
• 「vSANとvMotionのトラフィックを同一のTCPセッションにまとめ、帯域幅の消費を削減できる」という説明は誤り。トラフィックをまとめる機能ではなく、分離するための機能です。
• 「ホスト間の通信を暗号化するために、vSANの通信専用のハードウェアオフロードを強制的に有効化できる」という説明は誤り。TCP/IPスタック自体は暗号化やハードウェアオフロードを強制する機能ではありません。
• 「外部のクラウドストレージとの同期専用として機能し、インターネット経由の安全なデータ転送を実現できる」という説明は誤り。クラウド同期専用の機能ではありません。