vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 12:2ノードおよびストレッチクラスタにおけるWitnessの役割
vSANにおけるウィットネスホスト(Witness Host)の役割について、正しい説明はどれか。
- 2ノードクラスタやストレッチクラスタで、コンポーネントの投票情報のみを保持しクォーラム判定に使われる
- ウィットネスホストは実際の仮想マシンデータを保存し、通常のデータノードと同等の読み書き性能を提供する
- ウィットネスホストは3ノード以上の標準クラスタでは必須の構成要素である
- ウィットネスホストはキャッシュ層のみで構成され、キャパシティ層を持たない特殊なデータノードである
- ウィットネスホストが停止すると、そのクラスタ上の全仮想マシンは即座にI/Oアクセス不能になる
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正解:2ノードクラスタやストレッチクラスタで、コンポーネントの投票情報のみを保持しクォーラム判定に使われる
ウィットネスホストは、2ノードクラスタやストレッチクラスタにおいてデータそのものは保持せず、コンポーネントの投票情報(witnessコンポーネント)を保持することでクォーラムの判定を行う役割を持つ。
【正解の理由】
2ノード構成やストレッチクラスタでは、サイト間の分断(スプリットブレイン)が発生した際にどちらのサイトが正当なデータを保持しているかを判定する必要がある。ウィットネスホストは実データを持たず、軽量な投票用コンポーネントのみを保持することで、この判定を支援する。
【不正解の理由】
• 「実際の仮想マシンデータを保存し、通常のデータノードと同等の読み書き性能を提供する」:ウィットネスホストは実データを保存せず、投票情報のみを保持する専用の役割である
• 「3ノード以上の標準クラスタでは必須の構成要素」:標準的な3ノード以上のクラスタでは各ホストが直接クォーラムに参加できるため、ウィットネスホストは不要である
• 「キャッシュ層のみで構成され、キャパシティ層を持たない特殊なデータノード」:ウィットネスホストは通常のディスクグループ構造を持たず、専用の仮想アプライアンスとして提供されることが多い
• 「ウィットネスホストが停止すると、そのクラスタ上の全仮想マシンは即座にI/Oアクセス不能になる」:ウィットネスホスト単体の停止は通常運用中のI/Oには直接影響しないが、その後の障害耐性やクォーラム判定に影響する