vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 7:vSANの圧縮とデデュプリケーション
vSANのストレージ空間効率化技術について、正しい説明はどれか。
- vSAN が提供する圧縮は OS レベルのファイルシステム圧縮で、ゲスト OS 内の設定が必須である。
- vSAN のデデュプリケーション(重複排除)はクラスタ内で同じデータブロックを検知して統合し、ストレージ消費量を削減する。圧縮と組み合わせることでさらに効率が高まる。
- デデュプリケーションは CPU 負荷が大きいため、本番環境では有効にすべきではない。
- vSAN の圧縮はディスクグループのキャッシュ層(SSD)にのみ適用される。
- デデュプリケーションと圧縮は互いに干渉するため、両方を同時に有効にすることはできない。
正解と解説を見る
正解:vSAN のデデュプリケーション(重複排除)はクラスタ内で同じデータブロックを検知して統合し、ストレージ消費量を削減する。圧縮と組み合わせることでさらに効率が高まる。
vSAN は複数のストレージ効率化機能を提供します。
デデュプリケーション(重複排除):
- クラスタ内の複数の VM や複数のコピーが同じデータブロック(OS ファイルの重複など)を持つ場合、これらを検知して1つのコピーに統合
- 同じ OS バージョンの複数 VM や、テンプレートベースの VM が多いほど効果的
- ストレージ消費量を大幅に削減(20~40%削減の報告例あり)
圧縮:
- vSAN のネイティブ圧縮機能で、データブロックを圧縮(LZ4など)
- ネットワーク経由での転送時にも効果
デデュプリケーション後に圧縮を適用することで、冗長性を除去した後に圧縮するため、組み合わせるとより高い効率が実現されます。
これらの機能は vSAN の ストレージポリシーで有効/無効を制御でき、インラインで処理されるため、本番環境での使用も標準的です。