vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 4:vSANのデータ保護ポリシーと可用性
vSANのデータ可用性ポリシーにおいて、FTT(Failures To Tolerate)の役割として正しいものはどれか。
- FTT は仮想マシンが耐容できる連続的な障害の回数を示し、FTT=1 ならノード1台のダウンに耐える。FTT が大きいほど冗長性が高まるが、ストレージ容量効率は低下する。
- FTT は固定値で変更できず、クラスタの構成時に一度決まったら変更不可である。
- FTT はファイアウォール透過テスト(Firewall Transparency Test)の略で、ネットワーク遅延の許容値を示す。
- FTT が高いほどストレージ容量効率が良く、ノード数が少なくても可用性が確保される。
- vSAN ではすべての VM に同じ FTT 値が適用され、VM ごとの設定はできない。
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正解:FTT は仮想マシンが耐容できる連続的な障害の回数を示し、FTT=1 ならノード1台のダウンに耐える。FTT が大きいほど冗長性が高まるが、ストレージ容量効率は低下する。
Failures To Tolerate(FTT)はvSANのストレージポリシーパラメータで、同時にダウンを許容できるノード数を示します。
FTT=1:1ノードのダウンを耐容。データはクラスタ内の複数ノードにレプリケートされ、1ノード障害時も他のノードのコピーでアクセス可能。
FTT=2:2ノードの同時ダウンを耐容。複数レプリカが異なるノードに分散、冗長性が高まる。
FTT=3:3ノードの同時ダウンを耐容。エンタープライズ環境向けの最高レベルの冗長性。
FTT が高くなるほど冗長性は向上しますが、ストレージ容量効率は低下します。例えば FTT=1 なら容量の50%が冗長コピーに消費されます。
vSANではVM単位でストレージポリシーを設定でき、VM ごとに異なるFTTを指定することが可能です。つまり、重要なシステムはFTT=2、非重要なシステムはFTT=1というような柔軟な運用ができます。