VMware Certified Professional - Data Center Virtualization 練習問題 30:ストレージリソース管理:I/O帯域制御
vSphereにおける「Storage I/O Control(SIOC)」について、正しい説明はどれか。
- データストアのレイテンシが閾値を超えると、仮想マシンのシェア値に基づきI/Oを再配分する
- 個々のESXiホスト内のCPUリソースの競合を検出し、CPUシェアを再配分する機能である
- ネットワークの帯域幅を制御するための機能であり、ストレージトラフィックには関与しない
- 常に固定的な帯域制限を全仮想マシンに一律に適用し、レイテンシの監視は行わない
- 単一のESXiホストに接続されたローカルディスクに対してのみ有効な機能である
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正解:データストアのレイテンシが閾値を超えると、仮想マシンのシェア値に基づきI/Oを再配分する
Storage I/O Control(SIOC)は、複数のESXiホストで共有されるデータストアにおいて、レイテンシが閾値を超えた際にシェア値に基づきI/Oリソースを公平に再配分する機能です。
【正解の理由】
SIOCはデータストアレベルでの輻輳(=混雑によりレイテンシが高くなる状態)を検知し、各仮想マシンに設定されたディスクシェア値に応じてI/O優先度を調整することで、特定の仮想マシンによるストレージリソースの独占を防ぎます。
【不正解の理由】
• 「CPUリソースの競合を検出し、CPUシェアを再配分する」という説明は誤り。SIOCはストレージI/Oを対象とする機能であり、CPUには関与しない
• 「ネットワークの帯域幅を制御する機能であり、ストレージトラフィックには関与しない」という説明は誤り。SIOCはストレージI/Oの制御を目的としている
• 「固定的な帯域制限を一律に適用し、レイテンシの監視は行わない」という説明は誤り。SIOCはレイテンシを継続的に監視し、閾値超過時に動的に制御を行う
• 「単一のESXiホストに接続されたローカルディスクに対してのみ有効」という説明は誤り。SIOCは複数ホストで共有される共有データストアを対象とする機能である