VMware Certified Professional - Data Center Virtualization 練習問題 12:仮想マシンスナップショットの仕組みと運用上の注意点
vSphereにおけるスナップショット機能について、正しい説明はどれか。
- スナップショット作成後の変更はデルタディスクに書き込まれ、元の仮想マシンディスクは変更されない
- スナップショットはバックアップの代替として長期間保持することが推奨されている
- スナップショットを作成すると、仮想マシンのディスク容量は自動的に元のサイズより小さく圧縮される
- スナップショットは仮想マシンの電源がオンの状態でのみ作成可能で、電源オフ状態では作成できない
- スナップショットを削除すると、スナップショット作成時点の状態に仮想マシンが自動的に復元される
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正解:スナップショット作成後の変更はデルタディスクに書き込まれ、元の仮想マシンディスクは変更されない
スナップショット作成後の変更はデルタディスクに記録され、元のディスクファイルは保持されるという説明が正しい内容です。
【正解の理由】
スナップショットを作成すると、その時点の仮想マシンディスクの状態が保持され、以降の書き込みは新たに作成されるデルタディスク(差分ディスク、REDOログとも呼ばれる)に記録されます。元のvmdkファイルは読み取り専用となり変更されないため、必要に応じて元の状態に戻すことが可能です。
【不正解の理由】
• 「バックアップの代替として長期間保持することが推奨」:スナップショットはバックアップの代替ではなく、長期間保持するとデルタディスクが肥大化し性能低下やディスク容量不足のリスクがあるため、短期的な利用が推奨される
• 「ディスク容量は自動的に元のサイズより小さく圧縮される」:スナップショット作成によって容量が圧縮されることはなく、むしろデルタディスクの追加により使用容量は増加する
• 「電源オンの状態でのみ作成可能」:スナップショットは仮想マシンの電源がオン・オフ・サスペンドいずれの状態でも作成可能である
• 「削除すると作成時点の状態に自動的に復元される」:スナップショットの削除(コミット)は、デルタディスクの内容を元のディスクに統合する操作であり、作成時点の状態に戻す操作ではない。状態を戻すには「元に戻す(revert)」操作を使う