VMware Certified Professional - Data Center Virtualization 練習問題 11:ネットワークI/O制御によるトラフィック帯域管理
vSphere Distributed Switch(分散スイッチ)における「ネットワークI/O制御(Network I/O Control)」の機能について、正しい説明はどれか。
- ネットワークI/O制御は、トラフィックタイプごとにシェアや帯域幅を設定し、物理NICの帯域を公平に配分する機能である
- ネットワークI/O制御は、仮想マシンのディスクI/O性能を制御するための機能であり、ネットワーク帯域とは無関係である
- ネットワークI/O制御を有効化すると、標準スイッチ(vSwitch)でもトラフィックタイプ別の帯域制御が可能になる
- ネットワークI/O制御は、仮想マシン間の通信を暗号化するためのセキュリティ機能である
- ネットワークI/O制御は、vMotionトラフィックを常に最優先とし、他の設定を変更することはできない
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正解:ネットワークI/O制御は、トラフィックタイプごとにシェアや帯域幅を設定し、物理NICの帯域を公平に配分する機能である
ネットワークI/O制御は、分散スイッチ上でトラフィックタイプごとにシェアや帯域幅の予約・制限を設定できる機能です。
【正解の理由】
ネットワークI/O制御(Network I/O Control、NIOC)は、vMotion、管理、仮想マシン通信、FTなどのシステムトラフィックやユーザー定義のトラフィックに対して、シェア(相対的優先度)、帯域幅予約、帯域幅制限を設定でき、物理NICの帯域を複数のトラフィックタイプ間で適切に配分することを目的とした機能です。これにより特定のトラフィックが他のトラフィックの帯域を過度に消費することを防止できます。
【不正解の理由】
• 「仮想マシンのディスクI/O性能を制御する機能でネットワーク帯域とは無関係」:ディスクI/O制御はStorage I/O Controlの役割であり、ネットワークI/O制御とは異なる機能である
• 「標準スイッチでもトラフィックタイプ別の帯域制御が可能になる」:ネットワークI/O制御は分散スイッチでのみ利用可能な機能であり、標準スイッチには適用できない
• 「仮想マシン間の通信を暗号化するためのセキュリティ機能」:暗号化機能ではなく、帯域管理の機能である
• 「vMotionトラフィックを常に最優先とし、他の設定を変更することはできない」:各トラフィックタイプのシェアや予約値は管理者が自由に設定・変更可能であり、固定されていない