VMware Certified Professional - Data Center Virtualization 練習問題 21:可用性機能:フォールトトレランス
vSphere環境における「Fault Tolerance(FT)」機能について、正しい説明はどれか。
- プライマリとセカンダリの仮想マシンを別ホストで同期実行し、障害時もセカンダリが即座に処理を継続する
- FTを有効にすると、仮想マシンのメモリ使用量に応じて自動的にvMotionが実行され、負荷分散が行われる
- FTはスナップショットを定期的に取得することで、障害発生時に直前の状態へロールバックする機能である
- FTを利用するには、仮想マシンに複数の仮想CPUを割り当てる必要があり、CPU数に制限はない
- FTはストレージ層のみで動作する機能であり、コンピュートリソースの二重化は行わない
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正解:プライマリとセカンダリの仮想マシンを別ホストで同期実行し、障害時もセカンダリが即座に処理を継続する
vSphere Fault Toleranceは、プライマリVMと同期したセカンダリVMを別ホスト上に維持し、障害時に即座に処理を引き継ぐことでゼロダウンタイムの可用性を提供する機能です。
【正解の理由】
FTはプライマリとセカンダリの仮想マシンの実行状態を同期させ(ロックステップ的に、=両者が同じ命令を同時に実行するように同期させること)、片方に障害が起きても瞬時にもう片方が処理を継続できるようにする仕組みです。
【不正解の理由】
• 「メモリ使用量に応じて自動的にvMotionが実行され負荷分散が行われる」という説明はDRSの機能であり、FTの目的とは異なる
• 「スナップショットを定期的に取得しロールバックする」という説明は誤り。FTはスナップショットではなく実行状態の同期により継続性を保証する
• 「複数の仮想CPUを割り当てる必要があり、CPU数に制限はない」という説明は誤り。FTには対応可能な仮想CPU数に上限があり、バージョンによって制限が存在する
• 「ストレージ層のみで動作しコンピュートの二重化は行わない」という説明は誤り。FTはコンピュート(CPU・メモリ)の二重化を行う機能である