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情報セキュリティマネジメント試験 練習問題 51:組織体制:インシデント対応組織

組織内に設置されるCSIRTの役割について述べた文として、正しいものはどれか。

  1. 組織内の情報セキュリティインシデントに特化して対応を行う専門チームであり、被害の最小化や再発防止を図る。
  2. 組織内のすべてのIT機器の調達から廃棄までのライフサイクルを管理し、運用コストの削減を主な目的とする。
  3. 組織外のサイバー攻撃者に対して、法的な措置や反撃を行うための権限を持った国家公認のセキュリティ機関である。
  4. 組織の事業継続計画を策定し、自然災害発生時における拠点の代替や従業員の安否確認を直接指揮する部門である。
  5. 組織が利用するクラウドサービスの稼働状況を24時間監視し、サービス提供事業者に代わって障害復旧を行う。
正解と解説を見る
正解:組織内の情報セキュリティインシデントに特化して対応を行う専門チームであり、被害の最小化や再発防止を図る。

組織内CSIRT(Computer Security Incident Response Team)は、組織内で発生した情報セキュリティインシデントに対して専門的に対応し、被害の最小化を図るためのチームであるため、該当する説明が正解です。

【正解の理由】
CSIRTはインシデントの報告窓口となり、事象の分析、影響範囲の特定、復旧支援、および再発防止策の策定などを中心となって行います。

【不正解の理由】
• 『IT機器の調達から廃棄までのライフサイクルを管理し、運用コストの削減を主な目的とする』という説明は、IT資産管理や情報システム部門の一般的な業務であり、CSIRTの主目的ではありません。
• 『法的な措置や反撃を行うための権限を持った国家公認のセキュリティ機関である』という説明は誤りです。民間企業のCSIRTにサイバー攻撃への反撃(ハックバック)などの法的権限はありません。
• 『事業継続計画を策定し、自然災害発生時における拠点の代替や従業員の安否確認を直接指揮する』という説明は、BCP(事業継続計画)の管理・対策部門の役割であり、情報セキュリティに特化したCSIRTの役割とは異なります。
• 『クラウドサービスの稼働状況を24時間監視し、サービス提供事業者に代わって障害復旧を行う』という説明は誤りです。CSIRTは自組織のインシデント対応を行うものであり、クラウド事業者の障害復旧を代行するものではありません。

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