情報セキュリティマネジメント試験 練習問題 50:エンドポイント対策:MDM(モバイルデバイス管理)
企業で導入されるMDM(モバイルデバイス管理)について述べた文として、正しいものはどれか。
- MDMとは、社外で利用するノートパソコンの通信をすべて暗号化し、盗聴を防ぐためにインストールされる専用のVPNクライアントである。
- MDMとは、従業員が利用するスマートフォンなどのモバイル端末を一元管理し、紛失時の遠隔データ消去やセキュリティ設定の強制を行う仕組みである。
- MDMとは、社内ネットワークに接続される未承認の端末を自動的に検知し、ネットワークから強制的に切断するためのスイッチ機器である。
- MDMとは、マルウェアに感染した端末をネットワークから論理的に隔離し、感染拡大を防ぐために導入されるファイアウォール機能である。
- MDMとは、複数のクラウドサービスを利用する際に、一度のログインで全てのサービスを利用できるようにするシングルサインオンの技術である。
正解と解説を見る
正解:MDMとは、従業員が利用するスマートフォンなどのモバイル端末を一元管理し、紛失時の遠隔データ消去やセキュリティ設定の強制を行う仕組みである。
従業員が利用するスマートフォンなどのモバイル端末を一元管理し、紛失時の遠隔データ消去やセキュリティ設定の強制を行う仕組みであるという説明が正解です。
【正解の理由】
MDM(Mobile Device Management)は、企業が支給または許可したスマートフォンやタブレット端末に対し、セキュリティポリシー(パスワードの複雑さやカメラの無効化など)を一括適用し、盗難・紛失時にリモートワイプ(=遠隔からのデータ消去)を行うなどの管理機能を提供するシステムです。
【不正解の理由】
• 「通信をすべて暗号化し、盗聴を防ぐためにインストールされる専用のVPNクライアント」は、VPNソフトウェアの説明です。
• 「未承認の端末を自動的に検知し、ネットワークから強制的に切断するためのスイッチ機器」は、検疫ネットワークやMACアドレスフィルタリングを行うネットワーク機器(認証スイッチなど)の説明です。
• 「マルウェアに感染した端末をネットワークから論理的に隔離し、感染拡大を防ぐために導入されるファイアウォール機能」は、振る舞い検知やEDRなどと連携したネットワーク制御機能の説明です。
• 「一度のログインで全てのサービスを利用できるようにするシングルサインオンの技術」は、SSO(Single Sign-On)の説明です。