G検定(JDLA) 練習問題 13:単語分散表現(Word2Vec)
自然言語処理における「Word2Vec」の特徴について、正しいものはどれか。
- 単語を疎なワンホットベクトルとして表現し、単語間の意味的な類似度を直接計算できるようにする手法である
- 周辺語から対象語を予測するCBOWと、対象語から周辺語を予測するSkip-gramの2方式がある
- 文全体を単位として学習を行うため、単語単位の分散表現を得ることはできない
- TransformerのSelf-Attention機構を用いて単語の分散表現を獲得する手法である
- 教師あり学習の枠組みで、人手による品詞タグ付けラベルを必要とする
Qraftユーザーの成績:難易度 Aランク(レーティング1302)・正答率 47%(26/55回正解)
レーティングは解いた人の実力と正誤から算出する難しさ(初期値1200)。ランクはその全問題中の順位(S+が最難関、F-が最易)
正解と解説を見る
正解は「周辺単語から対象単語を予測するCBOWと、対象単語から周辺単語を予測するSkip-gramという2つの学習方式がある」です。
【正解の理由】
Word2Vecには、周辺単語(コンテキスト)から中心の対象単語を予測するCBOW(Continuous Bag-of-Words)と、中心の対象単語から周辺単語を予測するSkip-gramという2つの代表的な学習方式があります。
【不正解の理由】
• 「単語を疎なワンホットベクトルとして表現し、単語間の意味的な類似度を直接計算できるようにする手法である」という説明は誤りです。Word2Vecはワンホットベクトル(=1つの要素だけが1で残りが全て0のベクトル)ではなく、低次元で密な分散表現(埋め込みベクトル)を獲得する手法です。
• 「文全体を単位として学習を行うため、単語単位の分散表現を得ることはできない」という説明は誤りです。Word2Vecはまさに単語単位の分散表現を得るための手法です。
• 「TransformerのSelf-Attention機構を用いて単語の分散表現を獲得する手法である」という説明は誤りです。Word2VecはTransformerが登場する以前に提案された手法で、Self-Attentionではなく単純な浅いニューラルネットワーク構造を用います。
• 「教師あり学習の枠組みで、人手による品詞タグ付けラベルを必要とする」という説明は誤りです。Word2Vecは大量のテキストコーパスのみから自己教師あり的に学習でき、人手によるラベル付けを必要としません。