Cisco Certified Network Associate(CCNA) 練習問題 54:伝送媒体(光ファイバー)
ネットワーク配線で使用される「シングルモード光ファイバー(SMF)」の特徴について、正しい説明はどれか。
- コア径が比較的大きく、複数の光の経路を持つため、長距離伝送よりも短距離のLAN環境での利用に適しているケーブルである。
- コア径が非常に細く、単一の光の経路のみを持つため、光の分散が少なく数キロメートル以上の長距離伝送に適している。
- 内部に銅線を含んでおり、光信号の伝送と同時にPoE(Power over Ethernet)による電力供給を可能にしている。
- マルチモード光ファイバーと比較して折り曲げに非常に強く、一般家庭や小規模オフィスの壁内配線として広く普及している。
- LEDを光源として使用することが多く、レーザーを使用するマルチモード光ファイバーよりも安価に敷設できる特徴を持つ。
正解と解説を見る
正解:コア径が非常に細く、単一の光の経路のみを持つため、光の分散が少なく数キロメートル以上の長距離伝送に適している。
正解は、シングルモード光ファイバーがコア径が非常に細く、光の分散が少ないため長距離伝送に適しているという説明です。
【正解の理由】
シングルモード光ファイバー(SMF)は、光の通り道であるコアの直径が約8〜10μmと非常に細く作られています。光が一直線(単一のモード)で進むため、ケーブル内での光の分散(乱反射)が起こりにくく、数十キロメートルに及ぶ長距離・広帯域の通信に適しています。光源にはレーザーが用いられます。
【不正解の理由】
• 「コア径が比較的大きく、複数の光の経路を持つため、長距離伝送よりも短距離のLAN環境での利用に適しているケーブルである」という説明は誤り。これはマルチモード光ファイバー(MMF)の特徴
• 「内部に銅線を含んでおり、光信号の伝送と同時にPoE(Power over Ethernet)による電力供給を可能にしている」という説明は誤り。光ファイバーはガラスやプラスチックでできており、PoEによる電力供給はできない
• 「マルチモード光ファイバーと比較して折り曲げに非常に強く、一般家庭や小規模オフィスの壁内配線として広く普及している」という説明は誤り。SMFは長距離通信用の基幹網などで主に使われ、折り曲げに強いわけではない
• 「LEDを光源として使用することが多く、レーザーを使用するマルチモード光ファイバーよりも安価に敷設できる特徴を持つ」という説明は誤り。SMFは高価なレーザー光源を使用し、MMFが比較的安価なLEDなどを光源とする