Cisco Certified Network Associate(CCNA) 練習問題 47:スイッチング動作(MACアドレス学習)
レイヤー2スイッチがMACアドレスを学習するプロセスについて、正しい説明はどれか。
- 受信したフレームの送信元MACアドレスを確認し、その情報が存在しない場合は受信ポートと紐付けてMACアドレステーブルに登録する。
- 受信したフレームの宛先MACアドレスを確認し、その情報が存在しない場合は受信ポートと紐付けてMACアドレステーブルに登録する。
- 受信したフレームの送信元IPアドレスを確認し、その情報が存在しない場合は受信ポートと紐付けてルーティングテーブルに登録する。
- ネットワークに接続されたすべての端末へ定期的に要求を送信し、応答があった機器のMACアドレスをテーブルへ一括して事前登録する。
- 管理者が手動で入力したMACアドレスのみを許可し、未登録の機器からの通信はすべて破棄するように初期状態から制限がかけられている。
正解と解説を見る
受信したフレームの送信元MACアドレスを確認し、その情報が存在しない場合は受信ポートと紐付けてMACアドレステーブルに登録するという説明が正解です。
【正解の理由】
レイヤー2スイッチは、受信したフレーム(=データのかたまり)の「送信元MACアドレス」を見て学習を行います。スイッチは「どのMACアドレスを持つ機器が、どのポートに繋がっているか」を記録するMACアドレステーブルを持っており、未知の送信元MACアドレスを受信した際にその情報をテーブルに記録します。
【不正解の理由】
• 『受信したフレームの宛先MACアドレスを確認し、その情報が存在しない場合は受信ポートと紐付けてMACアドレステーブルに登録する。』という説明は誤りです。学習に使うのは「宛先」ではなく「送信元」のMACアドレスです。
• 『受信したフレームの送信元IPアドレスを確認し、その情報が存在しない場合は受信ポートと紐付けてルーティングテーブルに登録する。』という説明は誤りです。レイヤー2スイッチはIPアドレスではなくMACアドレスを使用し、ルーティングテーブルではなくMACアドレステーブルを使用します。
• 『ネットワークに接続されたすべての端末へ定期的に要求を送信し、応答があった機器のMACアドレスをテーブルへ一括して事前登録する。』という説明は誤りです。スイッチは自分から要求を送って学習するのではなく、端末が通信を始めた際のフレームを受動的に監視して学習します。
• 『管理者が手動で入力したMACアドレスのみを許可し、未登録の機器からの通信はすべて破棄するように初期状態から制限がかけられている。』という説明は誤りです。初期状態のスイッチは動的にMACアドレスを学習するようになっており、手動登録を必須とする制限はかかっていません。