基本情報技術者試験 練習問題 29:開発手法:アジャイル・スクラム
アジャイル開発手法の一つであるスクラムについて述べた文として、正しいものはどれか。
- スプリントと呼ばれる短い期間を繰り返しながら、段階的にプロダクトを開発していく
- スクラムでは、すべての要件を開発着手前に完全に確定させる必要がある
- プロダクトオーナーは、開発チームの日々のタスク管理のみを担当する役割である
- スクラムマスターは、プロダクトの仕様を最終的に決定する権限を持つ
- スクラムはウォーターフォールモデルの別名であり、実質的な違いはない
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正解:スプリントと呼ばれる短い期間を繰り返しながら、段階的にプロダクトを開発していく
スクラムはアジャイル開発の代表的な手法であり、スプリントと呼ばれる短期間(通常1〜4週間)の反復サイクルを繰り返しながらプロダクトを段階的に開発していく。
【正解の理由】
スクラムでは各スプリントの終わりに動作するプロダクトの一部を完成させ、フィードバックを得ながら次のスプリントの計画を調整していく。これにより変化する要求に柔軟に対応できる。
【不正解の理由】
• 「すべての要件を開発着手前に完全に確定させる必要がある」:誤り。これはウォーターフォールモデルの特徴であり、スクラムでは要件の変化を前提としている。
• 「プロダクトオーナーは日々のタスク管理のみを担当する」:誤り。プロダクトオーナーはプロダクトの価値を最大化する責任を持ち、バックログの優先順位付けなどを行う。
• 「スクラムマスターはプロダクト仕様を最終決定する権限を持つ」:誤り。スクラムマスターはチームがスクラムのプロセスを円滑に実践できるよう支援する役割であり、仕様決定権限はプロダクトオーナーにある。
• 「ウォーターフォールモデルの別名である」:誤り。スクラムとウォーターフォールは開発の進め方が根本的に異なる別々の手法である。