基本情報技術者試験 練習問題 15:ファイアウォールと侵入検知システム
ネットワークセキュリティについて述べた文として、正しいものはどれか。
- ファイアウォールは悪意のあるコンテンツをすべてフィルタリングするため、ウイルス対策ソフトは不要である。
- IDS(侵入検知システム)は攻撃を検知し、通信をブロックする能動的なシステムである。
- IPS(侵入防止システム)は攻撃を検知して自動的にブロックするシステムであり、リアルタイムで機能する。
- プロキシサーバーはファイアウォールと同等の機能を持つため、ファイアウォールは不要である。
- DMZ(非武装地帯)は社内ネットワークと完全に隔離された領域であり、インターネットとの通信はできない。
Qraftユーザーの成績:難易度 Bランク(レーティング1247)・正答率 50%(8/16回正解)
レーティングは解いた人の実力と正誤から算出する難しさ(初期値1200)。ランクはその全問題中の順位(S+が最難関、F-が最易)
正解と解説を見る
正解:IPS(侵入防止システム)は攻撃を検知して自動的にブロックするシステムであり、リアルタイムで機能する。
ネットワークセキュリティには複数のレイヤーの防御が必要です。
ファイアウォール:
- ネットワークトラフィックを監視し、ルール基づいて通信をフィルタリング
- IPアドレス、ポート番号、プロトコルレベルでの制御が可能
- ただし、アプリケーションレベルの悪意のあるコンテンツ(例:ウイルス付きファイル)を完全にフィルタリングはできません。
IDS(Intrusion Detection System):
- 侵入や攻撃を検知してアラートを発する「検知」機能のみ
- 検知後の対応は人間が行う
- パッシブシステム(通信をブロックしない)
IPS(Intrusion Prevention System):
- 攻撃を検知し、自動的に通信をブロック「防止」機能を持つ
- リアルタイムで動作し、既知の攻撃パターンに対応
正しいのは「IPS(侵入防止システム)は攻撃を検知して自動的にブロックするシステムであり、リアルタイムで機能する」です。
プロキシサーバー:
クライアントとサーバー間の仲介役。ファイアウォールとは異なる役割(キャッシング、コンテンツフィルタリング等)を持ちます。
DMZ(Demilitarized Zone):
ファイアウォールの外側にあり、インターネット向けのサーバー(Webサーバー等)を配置する領域。内部ネットワークと完全隔離ではなく、制限された通信が許可されます。