AWS Certified Solutions Architect Associate(SAA-C03) 練習問題 9:Route 53ルーティングポリシーの種類と使い分け
Amazon Route 53のルーティングポリシーについて述べた文として、誤っているものはどれか。
- レイテンシーベースルーティングは、ユーザーのDNSクエリに対して最もネットワークレイテンシーの低いAWSリージョンのリソースにトラフィックを誘導する。
- 加重ルーティング(Weighted Routing)を使用することで、新旧バージョンのアプリへのトラフィックを割合で制御でき、カナリアリリースやA/Bテストに活用できる。
- フェイルオーバールーティングは、プライマリリソースが正常であっても一定割合のトラフィックをセカンダリリソースに送ることで、両リソースを均等に稼働させる。
- 地理的位置ルーティング(Geolocation Routing)はユーザーの地理的な場所に基づいてトラフィックを振り分け、地域ごとにコンテンツを出し分けるシステムに活用できる。
- シンプルルーティングでは1つのレコードに複数の値(IPアドレスなど)を設定でき、Route 53はそれらすべての値をランダムな順序でクライアントに返す。
Qraftユーザーの成績:正答率 46%(6/13回正解)
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正解:フェイルオーバールーティングは、プライマリリソースが正常であっても一定割合のトラフィックをセカンダリリソースに送ることで、両リソースを均等に稼働させる。
Route 53のルーティングポリシーにはシンプル・加重・レイテンシーベース・フェイルオーバー・地理的位置など複数の種類があります。
誤っているのは「フェイルオーバールーティングがプライマリ正常時でも一定割合をセカンダリに送る」という記述です。フェイルオーバールーティングは高可用性のためのポリシーであり、プライマリリソースのヘルスチェックが失敗した場合にのみセカンダリへ切り替えます。通常時はすべてのトラフィックがプライマリに向けられます。両リソースへの均等分散は加重ルーティング(重みを50:50に設定)を使用します。
シンプルルーティングで複数の値を設定した場合、Route 53はそれらすべての値をランダムな順序でリゾルバーに返し、実際にどの値を使うかはクライアント側が選択します(値を1つだけに絞って返すわけではありません)。地理的位置ルーティングとレイテンシーベースルーティングは混同しやすいですが、前者は「ユーザーの場所」、後者は「ネットワーク速度」に基づいて振り分ける点が異なります。