vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 14:SPBMによる仮想マシン単位のポリシー適用
vSANのストレージポリシーベース管理(SPBM: Storage Policy-Based Management)について、正しい説明はどれか。
- 仮想マシンやVMDKごとにストレージポリシーを個別に割り当て、可用性やパフォーマンスを柔軟に設定できる
- ストレージポリシーはクラスタ全体に対して1つだけ設定可能であり、個々の仮想マシンごとに変更することはできない
- SPBMを使用するとストレージポリシーはハードウェアレベルでのみ設定され、ソフトウェア側からの変更はできない
- SPBMは物理ディスクのRAIDコントローラ設定を直接変更するための機能である
- SPBMで設定したポリシーは仮想マシン作成時のみ適用され、稼働後に変更することは不可能である
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正解:仮想マシンやVMDKごとにストレージポリシーを個別に割り当て、可用性やパフォーマンスを柔軟に設定できる
SPBMは仮想マシンやVMDK単位でストレージポリシーを柔軟に割り当てられる仕組みであり、これによりワークロードごとに異なる可用性・性能要件を実現できる。
【正解の理由】
SPBMを利用することで、管理者は仮想マシンやそのディスクごとにFTTやストライプ数、シンプロビジョニングの有無などを個別に定義したポリシーを適用できる。これにより、重要度の異なるワークロードに対して最適なストレージ特性を柔軟に割り当てることが可能になる。
【不正解の理由】
• 「クラスタ全体に対して1つだけ設定可能」:SPBMは仮想マシンやディスク単位で個別に異なるポリシーを設定できる点が大きな特徴である
• 「ハードウェアレベルでのみ設定され、ソフトウェア側からの変更はできない」:SPBMはソフトウェア定義のポリシー管理機能であり、vCenter経由でソフトウェア的に設定・変更する
• 「物理ディスクのRAIDコントローラ設定を直接変更するための機能」:SPBMはvSAN内部の論理的なデータ配置ポリシーを制御するものであり、物理RAIDコントローラの設定とは異なる
• 「仮想マシン作成時のみ適用され、稼働後に変更することは不可能」:稼働中の仮想マシンに対してもポリシーを変更でき、変更後は自動的にコンプライアンスに合わせてデータが再配置される