vSAN(Virtual SAN)基礎知識 練習問題 47:機能:外部ストレージ提供
vSANで提供される「iSCSIターゲットサービス(iSCSI Target Service)」の機能として、正しいものはどれか。
- vSAN環境内で稼働する仮想マシンのみが利用可能な内部的なブロックストレージ提供機能である。
- vSANデータストアの空き容量をNFSプロトコルで外部のエンドポイントに提供する機能である。
- 物理サーバーなどの外部のクライアントにvSAN上のストレージをiSCSI LUNとして提供する機能である。
- 外部のストレージアレイが持つiSCSI LUNをvSANデータストアの一部として取り込む機能である。
- vSANクラスタ間の通信をiSCSIプロトコルに変換し、ネットワークの暗号化を強化する機能である。
正解と解説を見る
正解:物理サーバーなどの外部のクライアントにvSAN上のストレージをiSCSI LUNとして提供する機能である。
vSANのiSCSIターゲットサービスは、vSAN上のストレージ領域を外部の物理サーバーや仮想マシンにiSCSI LUNとして提供する機能です。
【正解の理由】
この機能により、vSphere環境外のクライアント(Windowsの物理サーバーや他のクラスタなど)に対して、iSCSIプロトコルを使用してvSANのストレージ領域をブロックデバイスとして提供することができます。
【不正解の理由】
• 「vSAN環境内で稼働する仮想マシンのみが利用可能な内部的なブロックストレージ提供機能である」という説明は誤り。外部のクライアントに対しても提供可能です。
• 「vSANデータストアの空き容量をNFSプロトコルで外部のエンドポイントに提供する機能である」という説明は誤り。NFSプロトコルで提供するのはvSANファイルサービスの役割です。
• 「外部のストレージアレイが持つiSCSI LUNをvSANデータストアの一部として取り込む機能である」という説明は誤り。vSANは外部ストレージを取り込むのではなく、自らの領域を外部に提供します。
• 「vSANクラスタ間の通信をiSCSIプロトコルに変換し、ネットワークの暗号化を強化する機能である」という説明は誤り。暗号化やクラスタ間通信プロトコルの変換機能ではありません。