VMware Certified Professional - Data Center Virtualization 練習問題 3:vSphere HA の構成要件と動作原理
vSphereクラスタで vSphere HAを構成する場合、クラスタに必要な最小ホスト数と HAの動作について、正しい説明はどれか。
- vSphere HAは最小2台のESXiホストで構成でき、マスターノードとスレーブノードの2段階構成となり、マスターがダウンするとスレーブが自動昇格する。
- vSphere HAクラスタの各ホストは定期的にハートビート通信により相互監視し、ハートビート喪失時に VMを別のホストで再起動する。ただし、クォーラムが形成されていない場合は再起動を実行しない。
- vSphere HAはホストのダウンだけでなく、ゲストOSのクラッシュも自動的に検知して VMを再起動できる。
- vSphere HAを有効にすると、自動的にすべての仮想マシンが別のホストに複製(レプリケーション)される。
- クォーラムはクラスタ内のホスト数の過半数を意味し、クォーラムが失われるとクラスタが分断されて隔離モードに入る。
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正解:vSphere HAクラスタの各ホストは定期的にハートビート通信により相互監視し、ハートビート喪失時に VMを別のホストで再起動する。ただし、クォーラムが形成されていない場合は再起動を実行しない。
vSphere HAはvSphereの高可用性機能で、ホストのダウンを検知して影響を受けたVMを生き残っているホストで自動再起動する機能です。
正しいのは「ハートビート通信によって相互監視し、ハートビート喪失時にクォーラムが形成されていれば VMを再起動する」という説明です。vSphere HA クラスタは最低3台のESXiホストで構成することが推奨されます(冗長性とクォーラム維持のため)。各ホストは定期的にハートビート(心拍)を送信し、ハートビート喪失を検知するとホストダウンと判定します。
ただし、ネットワーク分断の場合はクォーラム(過半数のホスト合意)が形成されるまではVMを再起動しません。これはスプリットブレイン(脳裂)を防ぐためです。vSphere HAはホストレベルのダウンのみを検知し、ゲストOSのクラッシュは検知できません。また、VM自動複製(レプリケーション)は行わず、再起動のみを行います。