情報セキュリティマネジメント試験 練習問題 7:フィッシングなりすまし
社会工学(Social Engineering)について述べた文として、正しいものはどれか。
- フィッシングは正当な組織になりすまし、ユーザーの個人情報やクレデンシャルを詐欺的に入手する行為である。
- スパイウェアは被害者の同意なく個人情報を盗む行為であり、パスワード盗聴も含まれる。
- スピア・フィッシングは不特定多数への大量のフィッシングメールを送信する手法である。
- 社会工学による攻撃は技術的対策のみで完全に防止できる。
- 内部者による脅迫や恐喝は社会工学の一形態として分類される。
正解と解説を見る
正解:フィッシングは正当な組織になりすまし、ユーザーの個人情報やクレデンシャルを詐欺的に入手する行為である。
社会工学は人間の心理や信頼を悪用した攻撃手法の総称です。技術的対策だけでは防げません。
フィッシング(Phishing):
詐欺的なメール、SMS、電話で、正当な組織になりすまし、個人情報(パスワード、クレジットカード番号、銀行口座情報)やクレデンシャルを入手する行為です。
正しいのは「フィッシングは正当な組織になりすまし、ユーザーの個人情報やクレデンシャルを詐欺的に入手する行為である」です。
スピア・フィッシング(Spear Phishing):
フィッシングと異なり、「特定のターゲット」に対して個人情報を含めてカスタマイズされた詐欺メールを送信する手法です。より高い成功率を持ちます。
スパイウェア(Spyware):
ユーザーの同意なく、閲覧履歴、キー入力、パスワードなどの個人情報を盗む悪意あるソフトウェア。キーロガーもこれに含まれます。
社会工学の対策:
- ユーザー教育・訓練:メール検証、疑わしいリンククリック回避
- 技術的対策:メール認証(SPF、DKIM)、多要素認証
- 組織的対策:情報セキュリティポリシー、インシデント報告制度
脅迫と恐喝:
これらは犯罪行為であり、社会工学というより詐欺・犯罪として分類される傾向です。