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情報セキュリティマネジメント試験 練習問題 45:公開鍵基盤における認証局の役割

公開鍵基盤(PKI)における認証局(CA)の役割について述べた文として、正しいものはどれか。

  1. 認証局は、利用者の秘密鍵を代わりに生成・保管し、利用者がパスワードを忘れた際に秘密鍵を再発行する役割を担っている。
  2. 認証局は、利用者の公開鍵に対して電子署名を付与してデジタル証明書を発行し、その公開鍵の持ち主が本人であることを証明する。
  3. 認証局は、証明書の有効期限が切れる前に自動で暗号化通信を遮断し、全てのクライアント端末のネットワーク設定を強制変更する。
  4. 認証局は、クライアントとサーバー間の暗号化通信の内容を中継し、通信データにマルウェアが含まれていないかを直接検査する。
  5. 認証局は、利用者の共通鍵を安全に管理し、通信相手からの要求に応じて、ネットワーク経由でその共通鍵を即座に配布する。
正解と解説を見る
正解:認証局は、利用者の公開鍵に対して電子署名を付与してデジタル証明書を発行し、その公開鍵の持ち主が本人であることを証明する。

「認証局は、利用者の公開鍵に対して電子署名を付与してデジタル証明書を発行し、その公開鍵の持ち主が本人であることを証明する」という説明が正解です。

【正解の理由】
PKI(公開鍵基盤)において、認証局(CA:Certificate Authority)の最も重要な役割は、申請者の身元を確認した上で、その人物・組織の「公開鍵」に対して認証局自身のデジタル署名を施した「デジタル証明書」を発行し、公開鍵と持ち主の結びつきを保証することです。

【不正解の理由】
• 「利用者の秘密鍵を代わりに生成・保管し、利用者がパスワードを忘れた際に秘密鍵を再発行する」という説明は、秘密鍵は利用者自身が厳重に管理すべきものであり、認証局が預かるものではないため誤り
• 「証明書の有効期限が切れる前に自動で暗号化通信を遮断し〜ネットワーク設定を強制変更する」という説明は、認証局にそのような通信の強制遮断や設定変更の機能はないため誤り
• 「クライアントとサーバー間の暗号化通信の内容を中継し〜直接検査する」という説明は、認証局は証明書を発行・失効管理する機関であり、個別の通信内容をプロキシのように中継・検査する役割はないため誤り
• 「利用者の共通鍵を安全に管理し〜即座に配布する」という説明は、認証局が証明するのは「公開鍵」の正当性であり、暗号化通信で用いる一時的な共通鍵を管理・配布するわけではないため誤り

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